2023年8月26日
午後4時半開場、まつもと市民芸術館にやってまいりました。
開演5時、ロビーでワイン飲んだりする余裕は失われたままだ。
3階の天井桟敷である。去年、「フィガロの結婚」を観たときもこの急勾配の、足もつかない席だった。
今年の発売日は、フランスにいて、発売同時には買わなかったけれど、入手できた。
スマホすばらしいねえ。
着席して、汗拭いて、オペラグラス出して、開演を待つ。
のだけれど、
定まらない行動をするにいちゃんあり。気になる。
自分の席を探してる。行き当たりばったりで、むやみに、席の前を横切っては戻ってくる。
もう2幕に登場するアルチンドーロ氏が楽器紹介してるのに、うろうろする。
係員、何とかしてくれ!(心の叫び)
(何とかしてくれた)
さて、演奏は小澤征爾音楽塾オーケストラ、超若手に見える。
楽器ごとに客席から登場し、アルチンドーロ氏が紹介、親しみのある曲を披露する。
キューピー3分クッキングのテーマ曲、スーパーに行くとかかってる曲、
YOASOBIの曲、ヒットしたドラマ、silentの曲「subtitle」、童謡のぞうさん、
名探偵コナン、崖の上のポニョ、スターウォーズ「帝国のマーチ」(ダースベイダーだ・・・)
などなど、あらゆる世代にアピールしている。
よく考えると、このオペラ、1回きりでもったいないと思ったけれど、
公式チラシによると「子どものためのオペラ」という教育プログラムで2回上演することになっていた。
県内の中学1年生が対象って書いてあるぞ。
ちなみにオペラは1時間、休憩なしっていう案内だったけど、楽器の紹介だけで30分。
逆に、この楽器の紹介がもったないから、一般でもやってくれたんかなあ、と思う。
わかりやすかった!
で、演奏し終えた人たちは、オーケストラピットの配置につくのですが、
そのずーっと奥の左、出入口に、なんとなく車いすの人が見えたんだよなあ。
小澤征爾さんが見守ってくれてた?なんて勝手に思ってる。