2023年4月15日
S席3日目、昨日の席から数番横にずれて、ようやく2列の柵が切れて、
1列だけの貴重な視界を得る。
ジャッジ側、中央からはずれたけどありがたい席だ。
ペアフリー
フランス応援席にいるジュベール先生が、一心不乱にボードを作成している。
いったい何て書いている?
今季無敵だったりくりゅうペアは、初めてクニエリム&フレイジャーにリードを許した。
それだけ、アメリカの彼らは気合いが入っていた。
Sign of The Times、
このなんとなく日曜日の夕方みたいな切ない気持ちにさせるメロディー。
コーチのトッド サンドは心臓発作で倒れて闘病中だ。
彼に届いてほしい、この演技・・・
パーソナルベストだ!
アメリカ当然1位をキープ。
WE♡YOU TODD!
男子フリーに行く前に、国に関係なく、この大きなバナーのもとに、
多くの選手、コーチが集まっていた。
心温まる瞬間。
97年、NHK杯長野に出場していました。
ジェニーとトッドは今でもいっしょにコーチをやっていて、すばらしいよ。
男子フリー
最終種目を残して、フランス4位68点、イタリア5位65点。
4番滑走の、キーガン、カナダ。(なんとなくカナダ最下位決定的だけど)
これが引退前の最後の演技で、温かい雰囲気に包まれた会場。
そこに5番滑走のイタリア、マッテオがすばらしい演技だった。
(結果的に2位の得点)
これはワールドに続いてで、このTalking to the Moonに自信を持っているに違いない。
歌詞の1番が終わって、別の曲に変わるかなあと思いきや、2番に行く感じが好き・・・
同じくイタリアのダニエルもいい演技で、
フランスのふたりにはプレッシャーかかっちゃったかなあ。
8番目に登場したアダムは、エレメントの予定ですでに4ルッツを入れていて、
やっぱり転ぶ・・・足、ケガしていて調子がよくないんだよね。
全てのジャンプの着地が流れない。
日本に来ると調子が悪い?3回来てくれたけど、うーーーん。
フリー3位だったキャプテンのケヴィンも、力入ったか?ワールドの再現ならず。
フランスの応援はいつも素晴らしい。
今回もベスト応援賞(?)を獲得。
ジュベール先生の力作は「WTT IN OUR ♡」
それから、昨日は懐かしの「6.0」を出していたけど、(消して8.0?)
今日はGOE「+5」
最後の勝負の綾を生んだのが、ジュンファンとイリアで、
韓国ジュンファンがすばらしい007、最後に滑ったクワッドゴッド、イリアは
4アクセルに失敗、ほかのジャンプもいつもよりパッとせず、なんと6位。
アメリカ的には大量リードだったから、問題ないんだけど、
日本と韓国が1点を争うような展開だったから、ジュンファンの1位がききましたね。
最終順位
優勝 アメリカ 2位韓国 3位日本。
楽しかったよ。22-23シーズン締めくくるにふさわしい充実した試合でした。
トッドさんの回復を、心から願っています。