2023年1月6日

正直言って、ほかの3カテゴリーは、世界のベスト6ではないような気がする。

(失礼な・・・ごめんなさい。)

女子とペアは、ロシアと中国がいないとほんとの実力は計れない。

男子は、日本の選手ばっかりで、シリーズ6戦の配置のあやもありそう。

それを考えると、アイスダンスのメンバーは、オリンピックの最終グループといっても、

何の遜色もないよ!

(スペインがいなくなっちゃったのはとてもさみしい・・・)

 

それなのに、テレ朝はなかったかのように扱う。地上波放送なし!

北京オリンピックのときもそうだった。

ココがフリー進出を逃した途端、違う番組になったトラウマがよみがえる・・・

 

まあいいか。(よくない!)

 

リズムダンス。

ホワイエク&ベイカー

いちばんお客を楽しませてくれる!

ケイトリンのピンクとオレンジの衣装もすてき!

スタートの表情からもうラテン!

曲調がゆっくりになって、ステップの途中で頭をぽんとたたくのもおしゃれ!

リフトしながら、フォックストロットのポーズになるのもいい感じです。

最後の盛り上がり、コレオのステップも弾けて、楽しんでる!

終わった後も、まだまだ楽しい。

 

フィアー&ギブソン

いちばん身体能力が高いのでは?思いもよらないポーズ、ダンスをいれてくる。

いちばん若い?いきなり全速力のツイズルから。

どんどん加速してミッドライン。

パターンダンスタイプステップのあとまたすぐに、ぐるんぐるんまわるリフト!

最後にキレキレのダンスでフィニッシュ!

 

チョック&ベイツ

熟成された技と、個性的な振り付けを踊りこなしてしまうカップル、

今シーズンの本命と思っていたけれど、シリーズ3位という意外な展開・・・

だがしかし。

むっちゃ踊れる!ダンスの競技会のようなアピールから、ツイズル、

どこをとってもラテン・・・そしてスローな部分を魅せるんだよねえ。

濃密でからみつくような表現はこのふたりがいちばん。

ラストはアップテンポで息もピッタリに踊り切る。

さすがのシーズンベスト!

 

ソレンセン(サアアンスン)&ボードレー

ふたりとも高身長、美男美女のダイナミックな、そして絵になるカップル。

ゆったりと、大人のムードあふれるパターンタイプステップから始まる。

そのままふわっと低いステイショナリーリフトがすてき。

そして曲調が変わって、中央のステップで迫ってくる。

 

ギニャール&ファブリ

トリノ開催、地元のチーム。

彼らはすべての技が確実で、堅実っていうとイタリアっぽくないかもしれないけど、

だからと言って、華がないわけでなく物語を表現するのがうまい。

今年はワイルドですね。

ツイズルはきれいにシンクロ、そして気持ちよくスピーディー。

そのままの勢いでミッドライン、そしてポーズがいくつもかわるリフト。

最後は明るく、パワフルに、会心の演技。

 

ギレス&ポワリエ

どんな曲でもダンスでも、なりきり度ナンバーワン!

登場のときからかっこいい!

ポールのタンクトップにタトゥー、パイパーは頭にヘビが巻き付くような髪型・・・

テンション高いボーカルに乗って、腕を上げる、首をそらす、ポーズを決めながらのステップ、

続けざま、腕を動かしながらのツイズル、流れるように、たまにコミカルにミッドライン。

パターンダンスはボーカルがなくなり、メリハリのあるステップで魅せる。

再びにぎやかになり、切り裂くようなローテーショナルリフト。

ああ、速報値で、リーダーのテクニカルを超えている!けれど。

チョック&ベイツが85.49、ギレス&ポワリエは85.93・・・

ああ、これはわからない。

みんなすばらしかった。

フリーダンスも楽しみましょう。

 

出場チーム6チームのうち、4チームはカナダのモントリオールを拠点としている。