2022年11月26日
最終戦ともなると、みんな今シーズンのプログラム、ルールにも適応してきて、
全チーム見ごたえある状態となる。
そこに、フランスから新チームが登場した。
初めて見たよ!
ラグージュ&カッファ。22歳と24歳。男性カッファのヘアースタイルが、
なんていうの?F1のルイスみたいな?
編み込み?コーンロウというのね。ラテンにぴったり・・・
このふたりのフリーダンスは、独特な動きに満ちていて、ハッとする驚きがいっぱいだった。
↑ペアにおけるデススパイラルの変形?そして女性が軸になる!
レベルはまだ全然取れなくて、最下位だったけど、これからが楽しみなカップルです。
マルガリオコーチ!モントリオールに勝てる日が来るか?
NHK杯でもすばらしかったオリピリ組。
自国フィンランド開催で、やはりすばらしいセイレーンだった。
去年のスペインチームがドラマチックなマスクオブゾロだった。
彼らが引退してしまって、次のドラマチックプログラムを創るチームになったのかも。
チェコのパワーカップル、タシュラー&タシュレロバ兄妹。
肉感的ラテンの勢いが止まらない。お兄さんはチェコ顔だなあ。
そしてフリーダンスの前衛な感じが好き。美しくも不条理な森羅万象、そんなイメージを抱く。
もうひとつのフィンランドチーム。
トゥルキッラ組。こちらがエースですね。リズムダンス4位からの発進、
でもフリーで挽回して地元で表彰台を獲得した。
こちらもマルガリオコーチだけど、あくまでも静謐な世界。
ピアノの一音、一音から、生まれてくる妖精のようなトゥルキッラ。
サイレントなリフトが美しかったです。
今年は好調、ホワイエク&ベイカー
ケイトリンのリズムダンスの衣装が、まさにラテンに連れてってくれる。
スローで見ると、細かい粋な演出も面白い。(ウィンクしてる!)
それと、打って変わってフリーはレクイエム、
この表現は、ああ、もう、なんということでしょう。
優勝は、ギレス&ポワリエ、今季2勝でファイナルへ進む。
ダントツで点が出るようになったような気がする。
コールされたときから、彼らの世界。
ラテンも、フリーのエビータも。
アルゼンチーナに呼びかける、エビータの姿そのものの、凛としたリフト。
ああ、どうか、彼らにファイナルの優勝もつかんでほしい、と願うばかりです。