2022年9月11日
イタリアGP、モンツァ100周年を記念するスペシャルな大会でした。
フェラーリも、チームゆかりの紋章にちなんだイエローで、
スペシャルユニフォーム&マシンカラーリング!
そして(しかし)モンツァは抜けるサーキットということもあり、
またしてもPU交換でグリッド降格のペナルティを受けるドライバーが続出となりました。
9人も。しかもその中にフェラーリのカルロス サインツはほぼ最後尾、
そして現在トップを突っ走るマックスは5グリッド下がることが決まっています。
予選
土曜日、ウィリアムズのアルボンが盲腸で、急に代役出場となったデフリーズ27歳は、
幸いな?ことにアストンマーチンでフリー走行を経験していました。
それにしても、いきなり予選です。そしてQ2進出という快挙を達成しました。
Q3進出した10人のうち、4人(カルロス、マックス、チェコ、ルイス)が降格となります。
1回目のアタック、フェラーリはシャルルがカルロスをひいて、最速タイムを叩き出した。
2回目は、ラストアタックはその逆、カルロス前、シャルルが後ろでトウを与えようと試みたが、
その間にマクラーレンのランドが挟まっている!
セクターごとの最速表示(パープル)はシャルルに出ない。
後ろからマックス、2セクでパープル!でも、気合いでポールはシャルルのものになりました。
2位マックス、決勝は5グリッドダウンで7番からスタートとなります。
決勝
モンツァは好天に恵まれ、ティフォシも大勢つめかけてすばらしいレース日和です。
ポールのシャルルが、このまま最後まで守ってくれればいいのだけど・・・
ポール シャルル 隣はジョージ
3番ノリス、4番リカルドの昨年1-2コンビ。
5番ガスリー 6番アロンソ。
そして7番マックスだけど、
スタート直後にすでに5位まで上がってきている。
シャルルは迫りくるジョージを、ギリギリ抑えて、トップを死守した。
マックスのハンデは5グリッドくらいじゃぜんぜんダメ・・・で、
2周目で3位、5周目でもう2位、ジョージもあっさりかわされる。
11周目、セブがエンジントラブルでコース上にストップ、バーチャルセフティーカーが出動する。
そこで、シャルルがピットイン、タイヤを赤(ソフト)から黄(ミディアム)に交換した。
が、あっさりVSC解除で、あまりメリットがない。そしてほかのドライバーは入らない。
タイヤ交換するの早すぎない?
このタイヤで最後まで行けるとは思えない。
けれど、とにかく何かしないとマックスには勝てそうにないから、やるしかないのか?
3位でコースに戻った。
マックスは26周まで赤タイヤで引っ張り、黄色に交換後は2位で復帰して
トップを走行するシャルルとの差は10秒。これではもう1回タイヤ交換したら抜かれてしまう。
34周、シャルルはピットイン、マックスが再びトップで、シャルルとの差は20秒となる。
フレッシュなタイヤで、1周1秒縮めれば・・・?という期待もむなしく、差は縮まない。
47周目、リカルドがレズモでストップ、今度はセフティーカーが出動することになるが、
マシン撤去に時間がかかりすぎ!!!(イライラするシャルルのラジオ)
マシンの隊列整わない!
そのままチェッカーでマックス優勝でした。
そして、サプライズは、代役デフリーズ、9位でポイントゲット、
そしてドライバーズ オブ デイも獲得しました!
(ユウキくんも獲ったことないのに!)