2022年8月24日

上の方の席でよかった!

セット全体が見渡せる。

オケの方々はのめらないと見えないんだけど・・・

サンタフェオペラのセットをそのまま持ってきて組み立てた・・・?

円形の回り舞台。その上に、建物の内と外、それが回ることによって場面転換。

舞台の端には歯車のセット。これが動いてストーリーは進む。

最初に、登場人物も全員回ってお目見え。

 

衣装の感じは、ロココではなく、現代に近い。

建物のモダンなヨーロッパ(スペインだけど)な風をみるに、

アールデコ1920くらいの雰囲気。床が白黒市松模様だしね。

 

さて、フィガロといって思い出すあの曲は、

ロッシーニのセヴィリアの理髪師ですね。

こっちのオペラでいちばん有名なのは、美少年ケルビーノが、

大人の恋愛(というかエッチなことへの執着・・・?)に興味津々な

「恋とはどんなものでしょう」

そして、ケルビーノの乱行が発覚して、

伯爵に追い出されるときにフィガロが歌う

「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」

 

そう、このストーリーを引っ掻き回すのはケルビーノ。

ケルビーノを演じるのは女性で、男装なんですが、

ケルビーノを女装させて伯爵をだまそうということになり・・・

でもそこへ伯爵がやってきて、彼を衣裳部屋に隠す。

それを開けろ開けないの攻防が前半の見どころ。

 

で、1幕2幕のあと休憩。

シャンパンを飲んだりするあのすばらしい日々はありません。

でもこの上の階の雰囲気はこの間のコルビュジエ、

美術館の中のバルコニーに似ているかも・・・

 

休憩25分。オケの準備も整ったはずなのに、なかなか始まらない。

コンサートマスター?が舞台裏に行ってみたり。

関係者がうろうろ?

そして、スタッフが、マイクを持って登場。

フィガロさんが、体調不良で保健室で休んでまして・・・

ええ~~

(このまま中止?主役なしで進める?代役?)

ですが、がんばって続けると・・・ベストではないかもしれませんが・・・

 

ありがと~フィガロ~

20分遅れ。

ヒロミは乗ろうと思った電車に乗れず。

次の特急で帰りました。ファミチキとビール買って。

 

後半は、スザンナと伯爵夫人が活躍して、伯爵をぎゃふんと言わせました!

フィガロ、よくがんばった~母のような気持ちで、スタオベです。

若き指揮者の沖さんも、よかったよね!

小澤さんいなくなっても、やっていけるかな?

 

帰りは、頭の中、ぐるぐる。

恋とはどんなものかしら~知っておられるあなたがた~

(ここしかわからない)