2007GP、今年はあんまりクレーマーにならないかな。
 
11月24日
フランス大会、ジュベール欠場で、いったいあとは誰がいるんだろう?という大会ですね。豪華なのは、実は中国とロシアね。来年、フランス大会に行こうと画策しているけど、どうなのか?ジュベールいないとすごいむなしいよねえ。まるで、トリノノーマルヒルの決勝・・・
しかし、以外と楽しかったのよ。もう録画消してしまおうかと思いましたが、取っておくことにしました。トマシュ・ベルネル、グリーン・ディスティニーで、東京ワールドのときのようにジャンプはよくなかったけれど、彼の持ち味がでていました。歯切れがすごくいいですよね。衣装は謎の漢字が書かれていました。ストイコのライーヨー状態か?さらに、ブラッドレイの、チャップリンも嫌いじゃない。そして、クリストファー・メイビーは、顔はううん?という感じですが、プログラムがおしゃれ、すごく男っぽくてすてき。シング・シング・シングは本田くんの得意な曲だったけれど、また違う魅力にあふれていてびっくりしました。そして、ヒロミは王子様を見つけてしまったよ!ロシアのジュニアチャンピオン・ポボロフ。コーチがウルマノフ。久々に顔すてきでスケートも上手なロシア男子発見。まだ20歳・・・4回転はなかったけれど、ピアソラのタンゴを情熱的に踊っていました・・・これをみたので、このビデオ保存決定なんだ。プレオくんもいいんだけど、母国で優勝できなかったのは残念ね。
 
11月20日
中国大会、男子は男子はすげー豪華メンバーなのでは?ここにジュベール入ったら、世界選手権のようだわ。ライサチェク、ウィアー、ランビエールだよ?アメリカは何を思ってふたりをセットで送り込んできたのでしょうか・・・もったいない。日本にひとり来ればいいのにねえ。日本はさみしいねえ・・・そして、ウィアーはなんか復活したよね。美しいダンスに戻ったっていうか。フリーの肩を出して、編み上げっぽくて、赤いハートがついた衣装は女子みたい・・・似合うけど。ライサはトスカの衣装を変えたのかな。そうはいってもシンプルな衣装ね。身長がでかいからなんでも見栄えするけどね。
女子は・・・ああああ章枝ちゃんもうだめっぽい。フリーで頑張ったっていってもなんか危なっかしい。そして振り付けが・・・ショートのテイクファイブはなかなか好きですが、フリーのオブラシオン?でしたっけ、ピアソラのタンゴだよね。しかし、タンゴらしさがあんまり感じられないぞ。トカ・オリージャに衣装が似ているが、あっちの方が好きだな~。
 
11月18日
カナダ大会、男子はジュベール・・・と書いている今は、フランス大会も終わっていて、実は悲しい・・・体調悪かったのね。ぜんそくって・・大丈夫かなあ。
それにしても、ジュベールのショートプログラムはなんて素敵なんでしょうか。タイトル「オールマイラブ」だっけ「オールフォーユー」?どっちにしてもすばらしい。しっとりとしたジュベール。愁いを含んだジュベール。力強いジュベール。雨だれのような衣装のジュベール。スタンディングオベーション。ステップの途中で止まって、少し戻って、また進むところがすごくすき。みたいよね~。日本に来る見込みはない・・・トリノには出ない。ヨーロピアンか世界選手権ってスウェーデンかあー。
バトルの髪が少し伸びたらすてきな王子さまですね。いままでの短いのはあんまり?だったけど。地元カナダで転んでしまって残念。でもピエロ?のプログラムはとてもいいと思います。
そして、フリーはとっても手抜きでジュベールが勝った、と思ったけれど、病気やったんやわ~しょうがないね。早くなおして、また四回転を!
 
11月12日
時差があります。今ヒロミはアメリカ大会を消化中・・・ライサチェクがすてきだね。ショートがマスク・オブ・ゾロでフリーはトスカ。ダイナミックで劇的。4回転の成功率が高くなったらこわい。手足が長くてビューティフルです。むかしはニキビだらけのおにいちゃんっていうイメージだったけど、大人になったなああ。あと、高橋はショートがいいですね。疲れそう・・フリーのロミオは、衣装がちょっと渡辺木戸っぽいけど・・・ロミオはイリヤがいちばんすてき。あ、ベイゼラーもすてき。(金髪のみか?)プレオくんのアダムス・ファミリー&インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアって、怪物シリーズ・・?
女子は、ゲデバニシビリ!のショートがかわいい。キャバレー、ジャンプは全くだめだったけど、かわいい!テロ朝の生長したところ。男子はたんたんとした放送をBSで別に放送するようになったところ。しかし、地上波の扱いはひどいけどね。カナダの男子ショートをふたりしか放送しない・・・しかも2位のポンちゃんをとばすという・・・全部解説したであろう本田くんに失礼やわ~。
 
 
2006のGPシリーズの放送について文句をいう。美しくないのであらかじめご了承くださいませ。
12月17日
浅田真央に恨みはないが。テロ朝ざまあみろ!っていう展開だ。ヒロミの思うつぼ状態で。安藤ミキは5位だとエキシビにでれないよね。どうせ具合悪いからでれないかな?高橋くん、早く日本に帰ってきて静養してちょうだい。病気をジュベールにうつさないでね!ああ、性格悪いわ。今日もシュベスチャンがカットされていた。安藤と浅田のショートやるくらいなら、くだらない松岡修造いれるくらないなら、全員放送すればいいのに。
 
12月16日
とりあえず、ジュベール優勝だから、放送してくれると思うけど。ストレスたまるのよ~。BSのペアとアイスダンスは2時間半も枠があったけど、疲れるだけだった。3組ずつ登場する前に、いちいち見どころを説明してくれる。うっとおしい!!生放送じゃないくせに手際が悪い。混乱するなよなー。カナダの1組目の得点が出なかった。編集すると、1時間の番組になりそ。カットのし甲斐があるっていうかー。1位のデュブルイユ/ローゾンです、とかいって、映像は、4位のデロベル/シェーンフェルダーが出たりね。(その方がうれしかったりするけど、納得できないなー)
男子と女子。12人しかでないのに、フランスのプレオベールカットされたぞ。それより下のウィアーは放送されたけど。やっぱりビジュアル重視?でもウィアーもフリーは棄権で、4人しか出ないしょぼい大会になってしまった。フランス対日本。このメンバーで勝っても、あまり自慢できないかも~。勝たないのも困りもんだけど。1回転んだ模様。「4回転サイボーグ」とかいうなぞのあだ名をつけられてしまった。ライサチェクはなぜか「黒騎士」(服が黒いからか?)プレオベールは「道化師」だし、サンデュは「勝負師」だなー・・・いっそみんなに「師」をつけて統一したら?そしたら織田は「武士」?グイン的に言ったら、ウィアーは元パロ王レムスで、サンデュはダンス教師(シルヴィアを誘惑するヤツね)、ジュベールは?イシュトヴァーン・・・でもないか。キャラ的にはグインなのかなー、ランゴバルト侯ハゾスとかかしら?ナリス様はいない・・・・・とか自分の世界に浸ってしまった。
で、武器は4回転とかいいながら、映像はトリプルアクセルなのはバカだよねー。まあ、SPあとの投げキッスだけで、ヒロミはくらくらしちゃったけど。東京のチケットとったよ!(フジテレビ、頼むよ~BSは現地音声だけでお願いします!F1の時と同じにね!)目の前で、世界チャンピオンになるとこ見たいよね。
 
11月30日~12月3日
NHK杯。近年まれに見るスター不在の大会だったね。つーか、ヒロミの見たい選手が、章枝ちゃんだけだという・・・でも章枝ちゃんは全日本とかでも見れるから・・・外国選手にもっとすてきな人が来て欲しかったなー。フランスかロシアのエントリーが最高だったね。アイスダンスが、デンコワ/スタビスキ(ブルガリア)、デロベル/シェーンフェルダー(フランス)、男子はブライアン・ジュベール(フランス)、エマニュエル・サンデュ(カナダ)、エヴァン・ライサチェク(アメリカ)とかがいいんだよねええ。誰も来ない・・・しくしく。とりあえず、コストナーとランビエールで妥協するかと思ったら、ふたりとも欠場。ひどい。かくて、全日本状態の表彰式が実現した。ううー地味。
木・金曜日は仕事終わってから見に行ったので、アイスダンスは全く見れず。女子ショートは、真央ちゃんが終わった瞬間に到着した。どうやらよかったらしい。あまり見たいと思わなかったけど。ヒロミが執着するのは、章枝ちゃんのボレロ。かっこいいよねえ。静かな情熱。振り付けと、表情が美しく、すばらしい。真央ちゃんは技術もすごいし、表現力もあるけど、あっさりしすぎで、おもしろみがない。コドモだからしょうがないけど。かわいいだけよ。(ああヒロミは非国民)
ペアのシェン/ツァオはすごかったです。昔は技術だけのペアだった。今は指先まで行き届いていて、しっとりした魅力。ユニゾンも美しい。スロージャンプが完璧。3月でやめちゃうなんて、もったいない。ジャン/ジャンは、ツイストがすごい。女の子が、横になってまわっている。男性のジャンはめちゃくちゃお人好しの笑顔で、客に花束ぶつけられても(前の組を待ってるときに)にこにこしていたよ。
アイスダンスは、カナダのカップルが強いのは当然でした。大人の演技だ。4位になったアメリカのホワイトは、長い金髪で、ペイゼラーを思わせる。王子様候補よ。これからが楽しみ。
章枝ちゃんのフリーの「現代版シンデレラ」は生で見るのは初めて!かわいい!かわいい!ヒロミの価値観では、こういうのをかわいいという。衣装と髪型が、曲にあっている。振り付けはズーリンだそうですが、なかなかいいんじゃない?途中の、音を聞くポーズがおちゃめね。プレゼントを、リンクに投げ入れようとしましたが、とんでもない方向に飛んでいきました、なぜ?運動能力がないのよ。
NHK杯なので、当然放送はNHKで、心おちついて見ることができました。何もヘンな細工しないで素直に放送するのがいちばんです。本田くんの解説も上手になりました。アナウンサーも上品でなによりです。画面にへんなキャッチフレーズもなく、現在1位安藤とかいうテロップもなく、広々した画面もうれしいです。BSハイビジョンはほぼノーカット版で、すばらしいです。朝日だって、3チャンネルも持ってるんだから、工夫しなさいよね。地上波は、安藤ミキと浅田真央でもいいけど、BSは公平に放送するとかして欲しいですね。つーか、女子だけ放送権とればよかったのに。フランス大会男子全てカットの恨みは深いのよ~。一生呪ってやるんだから。
これで、GPファイナル進出は出そろったのでしょうか?アイスダンスが気になるんだけど。男子は、今回の高得点を考えると、ジュベール負けちゃう?でも、ロシアだから、今回のような、あまあまな点が日本人にでないことを願っているよ。
 
11月27日 
ジュベール2連勝だ!原田選手なき今、ヒロミの応援を一身に背負っているのはブライアン・ジュベール22歳。フランス人。フリーで4回転を3つも成功させたよ!ものすごい高得点だったけど、コンビネーションが、4回転-2回転だったし、ステップも磨きをかければまだまだいける!でも心配なのよ。どうか怪我しないで。グランプリファイナルなんて、てきとーにやっといて、世界選手権でゴールドに輝いて欲しい。東京だ。ぜったい、見に行くから。
 
11月18日
京都から名古屋を経由してしなので帰る予定でしたが、最終に乗り遅れた!さすがに名古屋で野宿はしませんでしたが・・・ジュベールのショート1位が早く見たくて、東京経由で帰ってきました。高くついた。時間は1時間くらいしか変わらないのね。
相変わらずテロ朝世界は安藤ミキ中心にまわっていて、かなーりの無駄な時間を費やしていましたが、ま、とりあえずジュベールは放送してくれた。(と、思っていたヒロミは甘かったのね)2位もフランスのプレオベールは相変わらず品のない演技。今年のジュベールのSPは去年と同じ007なんだけど、衣装がちょっと違う。去年の方がよかったなあ。でもすてき。4回転に安定感が加わった。
 
11月19日
朝、インターネットで調べて、ジュベールが優勝した!ことを知っていたのでとっても幸せだったのですが、新聞のテレビ欄を見ると、「女子フリー」としか書いてない・・・いやーな予感がしたのですが。安藤ミキだけで2時間放送する気?でもHPにはちゃんと男女フリーってのっていたのでいいと思っていたのに・・・・信じられない!2時間見たけど映らなかった。BSも全く同じだった。ヒロミはいらいらしながら4時間もストレスたまる放送を見てしまった。ミキちゃん、去年よりはいいけどさあ、去年は大人を意識しすぎてパッとしない演技だったけど、今年はなんか元気があるだけなんだよねえ。ショートもフリーもおんなじ印象だ。と、かなーりひがんでますが。テロ朝お客様センターに電話しても留守電だし。とりあえず文句はいれましたが。また明日かけよ。
 
11月12日
ベルビン/アゴストが負けるなんて、信じられない。でもまあ、ちょっとあっさりしたプログラムだと思ったけど。コンパルソリー放送しなくなっちゃった。あたりまえか。ちょっと学習したのかな。だがしかし、ペアのショートプログラムも放送しなくなった。だんだん手抜きが見えてくる。女子は、土曜日ゴールデンタイムだったけど、ヒロミは裏番組のシャルウィダンスにはまってます。でもさあ、30分くらいショートプログラムを放送(BS的にはだぶっているのよ!)したのちに女子をえんえん放送・・・松岡修造なしはよかったですが。
男子フリーで恐れていたことが・・・!!!既にショート1位のダビドフがカットされたときにやばいと思いましたが・・・テロ朝は多分、ライサチェクがお気に入りというか、チェックする人のリストに入っているのよね。しかし、総合3位になった、サンデュは??もっと下のポンセロとかは、放送したのに!絶対手抜きの編集としか思えない・・・あああ、来週はフランス大会。ジュベール・・・・優勝してね。そうすれば絶対映るよね。安藤ミキばっかりだったらどうしよ。
 
11月6日
真央&ミキがでないため、カナダ大会はやや落ち着いた放送になりました。松岡修造がでないのはすばらしい。長野では、地上波がないのがきにいらないが。(それって、期待していないってこと?だよね)テレビ朝日的には真央ちゃん中心に世界がまわっているからしょうがないんだけど・・・ということは、彼女がでない大会はまあまあ見れるってことだ。ミキちゃんがでる、フランス大会で、ジュベールがカットされないことを祈るしかない・・・事前に抗議しておこうかと・・・
本田くんの解説はちょっと進歩したかも。ちゃんと専門的なことを言っているので安心した。荒川静香と東北高校コンビでいいかもしんない。トータルの実績では本田くんの方がすごいと思うんだけど、金メダルひとつにはかなわないよなあ、と思う今日この頃。相変わらず、ヘンなキャッチフレーズが横行していて、キム・ヨナに「真央最大のライバル」とかつけちゃって、もー真央だけを中心にするのはやめてほしい。高橋くんの「情熱のステップ王子」っていうのもどうかと。「王子」ばやり?ハンカチ王子、マーメイド王子(稲垣吾郎だ)とかやめてくれー。ジョニー・ウィアーの紹介をするときに、百恵ちゃんの「しなやかに歌って」が流れていたのもううーん、勘弁してくれ~。ヒロミのジュベールには何もつけなくていいから!
ウィアーはショートは馬の衣装、フリーはナザレの子(イエス?)でなんとも言えないが、ショートの振り付けは、ジュベールにやってもらいたい感じの力強いもの。(ゆうこさんはなよなよした方がいいそうだ)ランビエールは、日本にばっか来てるから、全然4回転も飛べなくて、得意のスピンもできなくて、ひどい結果だった。でも優勝・・フリーの四季はいいけど、もうあきた。(荒川静香のユー・レイズ・ミー・アップ状態)
アイスダンスに、なぜドロビアツコ/ヴァナガスがでていないんだろう。やっぱりまたプロに戻ってしまったんだろうか。エントリーリストには名前があったので、ちょっと期待してしまった。でもヒロミのお気に入りは、去年のジュニアグランプリでララ岡谷に出没していたマキシミシン20歳。黒髪で、ちょっとキアヌ・リーヴス入っている感じ。(ヒロミはこういう顔立ちは無条件にスキ)でもオリジナルダンスはカットされてしまった。そういえば、優勝のジョアニー・ロシェットのショートもなにげにカットされていた。いまいち、詰めが甘いよなあ、テロ朝。
土壇場の村主章枝、だから、序盤戦ではこんなもの。先週のミキちゃんには負けているけど、ミキちゃんは今がピークだったりして。パーソナル・ベストだもん。これ以上うまくなれるのか?ショートとフリーがどっちも元気が取り柄!みたいなのも気になるが。手足をものすごくぶんぶん振り回している・・・それに比べると、章枝ちゃんは元気がないかも。でも、ボレロ!もうすこしエロな感じにすればいいと思う。フリーのシンデレラ、はきっと全日本の頃よくなるのでしょう。ヒロミは気に入りましたよ。シリアスなのよりも、ちょっとおちゃめなピンクパンサー系もスキです。
 
10月28日
テレビ朝日と聞いたときから、期待していないって言うか・・・最悪なんだけど・・・アイスダンスとペアも放送するだけよしとしなきゃいかんのか。今年のヒロミはすごいクレイマーになりそ。すでに3回かけているけど。地上波のテロ朝は、はっきり視聴率にならないのは放送しないって言っていた。世間は、ミキ・真央にしかキョーミないと思っているんだよねえ。NHKから放送権奪ったのに、全部放送しなくても責任取らないとも言った。メディアとしての使命を放棄しているっていうか。しかし、BS朝日は全種目放送する!しかもNHKでも放送しなかったアイスダンスのコンパルソリまでも。おお。光明が見えてきた・・・
と思ったヒロミはバカでした。女子ショート+男子フリーで土曜日ゴールデンタイム2時間。男子フリーの演技は1人4分30秒。女子ショートは2分30秒。それなのに、女子が1時間半で男子20分。あとは松岡修造のどうでもいいがんばれニッポン。ああああ。ジュベールには何が何でもいい成績を取ってもらわなければ。放送してもらえないぞ。バンデルペレンはカットされた。サンデュも危険な気がする。女子の知らん選手は映っている・・・なんでかなー。3位に入った、フランスの・・・名前もでてこないけど、蜂みたいな人。猫背だし、姿勢も美しくないけど、なんか高得点なのだー。昔のキャンデロロに似ているという説もあるが。少なくとも、ろろさまは、美しかった。技はなかったかもしれない・・・。2位は、フリー1位のライサチェク。昔はあんまりスキじゃなかった。今は、なかなかいいと思う。少なくとも、織田、よりは。織田のショートはなかなか合っているかな。バトルちっくな音楽で、ちょっとお笑い系なのは関西だから抜け出せないのか?っていうかんじ。
エミリー・ヒューズって、失敗してもなんのそのって感じで元気ですごい。お姉さん=サラがいつも応援しに来ているけど、なんとなくジョニー・ウィアーに似ているような気がする。しかし、真央は薄暗がりにいると、顔が白く塗りすぎていて、志村ケンのバカ殿みたいだったぞ。
だから、女子とセットにならない(地上波では放送しない)アイスダンスは意外とおいしいのかも。解説の宮本くんがういういしいが。地上波の得点がでるときは日本語なんだけど、アイスダンスとペアは英語のままだ。アイスダンス・ロシアはナンバーワンカップルがいなくなって、ジュニアの人がでてきた。ヒロミが目をつけているのは、セルゲイエフ。なんとなく、イリヤっぽい。今年のオリジナルダンスは、タンゴ。1種類のみっていうのも珍しいのでは?まあ、ヒロミの好みだ。ドロビアツコ/ヴァナガスにぜひ!マキシムたちもいいと思う。不良っぽい、リベルタンゴ。アメリカは、どーなんでしょうねー。ちゃんとこなしてくるんでしょうねー。似合わなそうだけど。なんて思って、ビデオ見ていたら、3位も4位もカットされてしまったんだけど。ヒロミお気に入りのカーズがでなかった。しくしく。
 
レポート課題2
メディアとスポーツ 日本のメディアはスポーツをダメにする
◇はじめに
 メディアは、社会の変容と共にその姿を変えていくものである。時にマスメディアは強大な力を持ち、社会に大きな影響を与えるものである。戦後の日本においては、独特のメディア環境が発達した。すなわち、新聞の5大紙による全国支配とその系列のテレビ局による全国一律放送である。新聞とテレビは、産業的に確立し、国民文化を創出するにまで至っている。
 現代において、マスメディアは情報やニュースを純粋に伝えるだけの媒体ではない。「文化産業」の担い手として、イベントをただ「伝える」だけでなく、主体となって大規模なスポーツ大会などを「自ら動かして」いるのである。 マスメディアは、情報を伝えるのではなく、情報を加工して「文化産業」という名の商売を行っているのだ。その中で、マスメディアの思惑、スポーツ関係者の思惑、そしてそれを受容する観客の思惑、それぞれが微妙にずれ、弊害も多く発生しているように見える。世界最大のスポーツイベント、オリンピックもメディアや広告と結びついた「拝金主義」という批判を浴びて久しい。そういったことを踏まえ、最近のスポーツと日本のメディアの関係を考えてみたい。
 
◇文化産業の担い手としてのメディア
 バブル期には国や地方自治体は、「生涯スポーツの振興」などを目標として、巨大な多目的施設を建設してきた。しかし、その後の財政状況の悪化により、その施設を維持管理することはおろか、優れた選手を育成も、競技団体への援助も難しくなってきた。それらは、必要なことだが、それがなくても、人が困るわけでも、死ぬわけでもない分野であり、福祉や道路の建設が優先され、真っ先に切り捨てられる運命にある。そういう厳しい状況下にあって、スポーツは、メディアの資金や宣伝なしでは成立し得ないのかもしれない。それは、スポーツ関係団体から見ると、そのスポーツの振興や育成といった意味で非常にありがたいことである。また、観客にとっても、わざわざ人混みの中へ出かけて行かなくても、テレビの前に座りさえすれば、同時に体験することができ、新聞からは競技の解説も、選手のコメントも読んで試合を追体験することもできるのだ。そして、観客は、メディアを通じ、選手の使っている道具や身につけているもの、競技場の看板などを見る。競技の合間に流されるコマーシャルや広告を見る。それで、メディアとして商売も成立するという仕組みである。 
 
◇フジテレビがF1をメジャーにした
 1997年F1グランプリが日本・鈴鹿にやってきた。このイベントの正式名称は「フジテレビ・日本グランプリ」である。フジテレビは日本グランプリの冠スポンサーになり、シリーズ全戦をテレビ放映するとした。深夜の放送だったにもかかわらず、日本人初のフルタイムドライバー・中嶋悟の活躍やホンダエンジンの快進撃により、一気に日本でのF1人気が高まった。古館伊知郎の実況中継も話題を呼んだ。彼はドライバーにキャッチフレーズをつける天才であった。例えば、「音速の貴公子」アイルトン・セナ、「プロフェッサー」アラン・プロスト、「荒法師」ナイジェル・マンセルなど、いかにも、ぴったりのネーミングで日本人の中嶋以外のドライバーにも感情移入することができた。日本でのF1開催は今年で20周年であり、実際に鈴鹿に足を運ぶファンも3日間でのべ40万人を超えるものとなった。F1のカラフルなマシンは「走る広告塔」でもある。この経済効果は、計り知れない。
 現在の放送は、F1の知識もないタレントが登場し、相変わらずドライバーのキャラクターと「因縁の対決」などとワイドショー的興味を惹く、いわば素人向け地上波と、チームの作戦やレースの状況を冷静に分析しながら生中継するマニア向けCS放送にわかれている。これは多様化が進むチャンネルをうまく利用した例と思われる。
 
◇フィギュアスケートの場合
 ウィンタースポーツはマイナーな存在である。ただ、4年に1度、冬季オリンピックの時期にだけ脚光を浴びる。これは、マスコミにとって、その時期にほかのメジャーなスポーツが行われていないということも作用している。マスコミの興味は、どの競技で金メダルが取れるか?日本は勝つか、負けるか?それだけに集中していると言っても過言ではない。2006年のトリノオリンピックを前に、金メダルの期待を一身に担ったのが女子フィギュアスケートである。日本女子の選手たちは、世界の強豪を相手に一歩も引けを取らない活躍を見せ、オリンピックでの活躍の期待が非常に高まった。ただし、テレビやスポーツ新聞の選手の扱いは「アイドル」で、情報の伝え方は「バラエティー」または「感動のドラマ」であった。特に、世界の女子でただひとり4回転ジャンプを武器に持ち、チャーミングな笑顔が魅力的な女子高生・安藤美姫は、アイドル・ミキティとしてメディアに多く登場した。その結果、女子フィギュア選手の演技以外の部分でも関心が高まり、加熱した。インターネットやスポーツ以外の雑誌にも、選手の尊厳を傷つける、いわば露出ハプニングのような写真や文章が掲載されるという問題が起こった。少し昔ならば、素人には難しかった競技の写真もビデオも道具さえあれば簡単に撮影できるようになった。そして何より、それを瞬時に世界に発信できるものがホームページやブログである。今や、インターネットによって、情報は受けるものではなく、個人が誰でも発表できるものになった。現在、フィギュアスケートの大会での写真撮影は全面的に禁止されているが、興味本位の写真の掲載は後を絶たない。
 
◇テレビ朝日がフィギュアをダメにする?  
 トリノオリンピックでの日本は、大会終盤までメダルゼロ。そのような状況の中、荒川静香が最後の最後で金メダルを獲得したので、日本中大騒ぎになった。4回転を失敗し、15位と惨敗した安藤は忘れ去られ、テレビ、新聞とも荒川一色になった。そして「荒川以後」、フィギュアスケートのイベントは全て売り切れ・超満員で、その様子をテレビのゴールデンタイムで放送するという現象が起こった。さらに、世界6カ国で行われるグランプリシリーズは、今までNHKがBSでほそぼそと放送していたものだが、2006年シーズンは、テレビ朝日が放送権を獲得した。
 地上波のゴールデンタイムに進出したフィギュアスケートは、試合の放送というよりワイドショーに近い。これは、フジテレビのF1中継が悪しき前例を作ってしまったとも言える。選手それぞれに興味をあおるキャッチフレーズをつけているが、海外の選手にはかなり失礼だと思われるものもある。フィギュアに限らず、スポーツニュースでは「海外でがんばる日本人選手」「日本対世界」という取り上げ方が多く、試合そのものを伝えるというよりも、ナショナリズムを過度にあおるような論調で、日本人が活躍したかどうか、という1点のみに力を入れている。
 フィギュアスケートグランプリシリーズ第1戦のアメリカグランプリは、浅田真央・舞姉妹と安藤美姫が出場するということで、それだけに放送の内容が集中し、男子で優勝した織田信成の扱いは非常に小さく、さらに海外の選手はほとんどカットされていた。また、現地からの解説とは別に、日本のスタジオでは、熱血漢で知られる元テニス選手とアナウンサーが日本人選手についてコメントする部分が非常に長かった。これは、海外の選手のすばらしい演技をカットしてまでも放送する必要があるのだろうか。放送内容を工夫するあまりに、本筋から逸れているのではないか。これでは、せっかく増えたフィギュアスケートのファンも、お目当ての日本人選手が弱くなれば、また競技から離れていくに違いない。
 
◇メディアの使命
 以上、フィギュアスケートの例を見てきたが、ほかのスポーツ中継においても、何の意味もなく、アイドルが試合の前にでてきて歌を歌うことも珍しくない。どういう視聴者のために放送しているのだろうか。選手の日常生活までもカメラは追いかけているが、これは選手にとって練習の妨げにならないのだろうか。インターネット上のモラルのない写真は、選手の所属団体がいくら抗議をして削除したとしても、別のところで掲載されていて、いたちごっこである。あまりに急激に成長しすぎた新しいメディアにルールは存在するのだろうか。さまざまな疑問が浮かぶ。
 テレビというメディアは、とりあえず目先の視聴率さえ取れればいいという安易な考えに走っているような気がする。しかし、本当に視聴者が喜ぶか、最近の視聴者の好みも多様化している。アイドルを見たい人もいるが、純粋にスポーツを楽しみたい人もいるし、外国の選手を応援している人もいる。多チャンネル化・音声多重化の時代にあって、フジテレビは地上波とCSの放送をうまく使い分けていると思う。それに対し、テレビ朝日は地上波もBSもCSもみんな同じ内容である。そういったところに工夫が欲しい。
 スポーツ団体や選手は、メディアの強大な力やお金に迎合せず、そしてくだらない雑音に惑わされることなく進むべき方向に進むべきである。メディアの受け手であるわれわれについても、情報に踊らされることなくきちんとそれを取捨選択をする術を身につけることが必要だ。
 そして何よりも、メディアは、その使命を忘れないでほしい。商業主義に走ることなく、スポーツをありのままに伝え、冷静に批判を行うという精神を持って、スポーツ文化をリードしていくことに期待する。
 
約4200文字
 
◇参考文献
吉見俊哉著『メディア文化論』 有斐閣 2004年
大野晃著『現代スポーツ批判 スポーツ報道最前線からのレポート』 大修館書店 1996年
上西康文編『ゼミナール 現代日本のスポーツビジネス戦略』 大修館書店 2000年
『Number663 永久保存版F1鈴鹿』 文藝春秋 2006年