2008年5月3日

パリの100年 都立美術館


日仏友好通商条約150周年記念。でも実は日英とか日米とかみんな同じなのでは。
ナポレオン3世時代、オスマン知事の都市計画により、近代都市パリが誕生した。

パリを流れるセーヌ河、橋、ルーブル美術館、オルセー駅、エッフェル塔、サクレクール寺院、モンマルトル・・・そんなものたちがパリの象徴。そこに集まる人々。

 

環境が生活を変える。環境が芸術をつくる。芸術が人々を変える。環境が変わると描くものも変わる。表現されるものも変わる。

 

パリにもたらされた鉄と技術で、エッフェル塔が生まれて、それを描く画家、写真家が生まれた。パリの美観を損なうといって、すごく反感をかって、取り壊される運命だった。でもいまもある。ただののっぺりとした鉄の枠組みではない。細かい装飾があるところが、パリだなあああ。