そして、私がインドに来た最大の目的地、アッサムです。
私は紅茶の中でも、アッサムに対する想いは人一倍あると思います。
今まで、多くの人々にこう言われました。
「アッサムはダージリンと違って治安が良くないよ。一人で行かないほうがいいよ」 と。
しかし、私にはどうしても、この目でアッサムを見てみたいという強い想いがありました。
自分の目で見ない限り、絶対後悔すると思ったのです。
危険か危険でないかを感じるのは、あくまでも人それぞれです。
アッサムは、インドの中でも安全と呼べる地域ではないかもしれませんが、
しっかりと準備して、事前に現地の方とコンタクトをとっていれば、
誰でも面白いアッサムの旅ができると思います。
いま世界で流通している紅茶の約半分の生産量を占めるアッサムですが、
面積は北海道と同じくらいです。
キャラメルと蜜の香が特色で、ミルクとの相性がいい紅茶といわれています。
毎日、およそ5杯以上のミルクティーを飲んでいる私は、
どうしてもアッサムに来たかったのです。
カルカッタの空港の待ち合わせ室です。どんな方がアッサムに行くかなと好奇心を持っていました。
約一時間くらいでアッサムの空港に到着しました。
到着後、私が最も訪れたかった茶園のマネジャーさんの家に案内していただきました。
挨拶をし、また軽食を取って、一緒に茶園の見学に出発。
途中、私にアッサムの葉の特色を説明しながら、
茶摘み中のスタッフの方が一枚の茶葉を採ってくださいました。
茶園の一隅です。何か、この写真はアッサムの匂いが強くしますね。
茶摘みをするスタッフさんたちが休憩中、紅茶を一服している光景です。
皆さんは、アジア人である私にとても親切で、一杯の紅茶はいかが?と誘ってくれました。
その後、工場にも見学です。巨大な萎凋の台です。 生葉の匂いがします。
そして、積み上げられた完成した茶葉を目の前にした瞬間、
キャラメルと蜜の香が私の中に入ってきました。
この匂いを吸うと、幸せを感じられます。
この茶葉の上に寝転がりたいです(笑)
工場の見学後、夜の宿泊の場所につれられました。
シックでとても上品な部屋でした。
ここは外のアッサムとは別世界のようでした。
夕食も地元の食材で用意されるものです。この食器を使うと、何か19世紀に戻る気がします。
食後、もちろんアッサムを飲みます。
星を見ながら、大自然の中で過ごす時間はやはり最高です。
翌日の朝食です。ここもイギリス庭園風のテラス。
アッサムで最も代表的な川、ブラマプトラ川です。
一見、海か湖のようですが、幅が数キロもある川なのです。
チベットに源をもち、インドまで流れこんできました。
この光景を見ると、大自然に敬意を払わずにはいられません。
今回、夢が叶い、アッサムでいくつかの茶園を訪れ、
お話を聞き、見学させて頂くことができました。
すさまじい雷雨や日本ではありえない野生の動物など、
ハプニング続出でしたが、ここでも現地の人との出会いが、私を導いてくれました。
今になって振り返ってみると、今回のインドの旅は、まさに奇跡の連続だったように思います。
私に幸運を与えてくれた、インドの神様に感謝して。