☆オレイン酸のみからなる油脂にヨウ素を付加させる
★オレイン酸のみからなる油脂にヨウ素を付加させる
C3H5(OCOC17H33)3+3I2→C3H5(OCOC17H33I2)3
Rに二重結合をもっている油脂では、-CH=CH-の部分にヨウ素が1分子付加され-CHI-CHI-となります。
上記の場合C17H33の部分に二重結合が1ヶ所あるので油脂C3H5(OCOC17H33)3、1分子に対して3分子のI2が付加することになります。
油脂を構成する高級脂肪酸は天然にはほとんどが炭素数16、18です。
パルミチン酸 C16H32O2→C15H31COOH(C=C、0個)
ステアリン酸 C18H36O2→C17H35COOH(C=C、0個)
オレイン酸 C18H34O2→C17H33COOH(C=C、1個)
リノール酸 C18H32O2→C17H31COOH(C=C、2個)
リノレン酸 C18H30O2→C17H29COOH(C=C、3個)
「バス降りれん」などと語呂合わせで覚えているとすると、ステアリン酸の次にあるオレイン酸はCの二重結合が1個
ステアリン酸を基準として、二重結合1個に対してHが2つ減って、
C18H36O2→C18H34O2
C18H34O2からCOOHを出してC17H33COOH
このオレイン酸のOHがとれた部分がグリセロールのOに結合して油脂が構成されています。