Q)炭化カルシウム(カーバイド)に水を加える

        CaC+ HO →

 

 

 

 

 

 

 

A)炭化カルシウム(カーバイド)に水を加える

        CaC+2HO→Ca(OH)+C

 

酸化カルシウムCaOにコークス(炭素)を混ぜ強く熱すると炭化カルシウム(カーバイド)ができます。

CaO+3C→CaC+CO

このCaCに水を作用させるとどうなるかという問題です。

CaC→Ca2+[:C≡C:]2-、HO→H+OH

のHの電離度は、HOのHの電離度より小さいため、アセチレンH:C≡C:Hが遊離します。

したがって、CaC+2HO→Ca(OH)+Cとなります。

上記は必ずしも理解する必要はありませんが、炭化カルシウムと水からアセチレンができる反応式を以下のようにしないよう注意する必要があります。CaC+HO→CaO+C

水がたくさんあるため、CaOはただちにCaO+HO→Ca(OH)とCa(OH)となります。

 

1族のアルカリ金属や2族のアルカリ土類金属の酸化物は水と反応して水に溶け塩基性(水酸化○○水溶液)になります。2族なのにBeとMgは水酸化物が難溶性です。また、硫酸イオンとの塩は溶解し、BaSOやCaSOなど他のアルカリ土類金属の塩は溶けません。また、BeとMgだけは炎色反応を示しません。このようなことから、2族ではあるものBeとMgはアルカリ土類金属ではないとされています。

*炎色反応(花火等にも利用されています)

Sr2+(深赤)、Li(赤)、Ca2+(橙赤)、Na(黄)、Ba2+(黄緑)、Cu2+(青緑)、K(紫)