②令和五年 社中初釜 〜 新年互礼会 | 【ブログ】裏千家 シュミネ茶道教室 || 大阪・心斎橋 || 西田宗佳

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大阪・心斎橋駅上がってスグの「シュミネ茶道教室」。
お稽古や教室の様子、茶の湯周りのことや、西田宗佳の歳時記・日常なども、生徒の皆さんに読んでもらえるよう徒然書いています。

令和5年(2023年)1月26日:投稿

 
前回の
⭐️①初釜〜茶席編に続いて、
 
こちらは初釜ブログ・第二弾、
★「②初釜〜新年会編」です。
 
午前の茶席を無事終え、みんな2階の広いお座敷に集合し、記念撮影。
なんかもうこれですっかり肩の荷が下りたわ。
 
 
お昼からは、お楽しみの新年互礼会。
 
↓)金屏風の前には、お正客のM野さん(表方代表)と、水屋長のU田さん(裏方代表)に座っていただき、あとのみんなには席くじを引いていただきました。
 
 

お座布団に着座したあと、続々と祝膳が運び込まれ、かが万さんによるお料理劇場の始まりです。
料理方・仲居さん方が総出で一人一人に膳を持ち出してくださり、直接手から手へと饗応してくれます。さすが茶懐石の心を大切にしてくれてはる。
 
 
 
↑)そして、かが万さんを裏で取り仕切るN口さん。
つたないヒヨコ教室でも快く受け入れてくださり、何から何まで助けていただきました。
実は最初の相談と予約はもう1年前にしており、まだまだコロナ禍、その時は本当にこんなええとこでちゃんと初釜が叶えられるのやろうかと内心不安もありましたが、あれから一年、無事に今日という日を迎えられたことに心底ホッとしてます。N口さん、ほんまおおきに。
 
 
お正客のM野さんの音頭で乾杯し、ここからはもうみんなリラックスして無礼講だす。
 
 
 
↑)最初のお膳は、お玄関のえべっさんのお飾りと趣向を合わせた「宝恵駕籠(ほえかご)」と、干支の兎。
 
 
 
 
カラスミの煮物椀と、お造り。
 
 
 
途中、亭主の私が皆さんにお酒を注ぎに回りました。
 
 
 
炊き物や焼き物は、茶懐石のように取り回しスタイルで供されましたが、茶事未経験者が多いため、なんちゃってお正客のM野さんも要領を得ず、横から手伝うことに。
(私)『〇〇様でどうぞ、と言われたら、隣に「お先に」と言って器(大皿)を持ち上げて、青竹の箸を扱うて、目分量で自身の一人分を向付の器に取り分けんねん。あっ、向付の器 先に懐紙で清めといてや!』
そうやって説明してんのに…
(M野さん)『いや、熱いからちょっと…持つのはちょっと…(汗)清めるって何をですか?』
…とか言って もうテンパって危ないので、結局私が持っとく。
 
 
↓)ほんで、結局バランスよく取れてないので、仕舞いに私がお料理を乗せ与える格好に。子供か!
 
 
 
↑)銀ダラの西京焼、すんごい美味しかった。
 
 
↑)手前は赤貝のぬた。永楽(即全)の器で。
 向こうはカニ実。この半七の水仙の器が素敵やった。こんなん欲しい。
 
 
↑)つわもの発見。途中から「引盃」ではなく、「石盃」(ぐい呑)を店の人に頼んで持ち出してるN野さん。
 
 
 
 
 
 
みんな美味しそうに、楽しそうに、いい時間でした。
 
 
 
↑)〆のご飯は四つ椀で供していただきましたので、みんなで揃って蓋を開けました。米は赤飯、汁はかす汁。
うちは四つ椀を触ったこともないような茶事未経験の初心者ばかりですが、宴席の中でこうやって茶事の作法に通じるシーンをたくさん作っていただき、茶懐石を本領とするかが万さんの心入れ、大変有難く思いました。
 

↑)最後は苺のデザート。
 
 
かが万さんのお料理劇場、みんな大満足で堪能させていただきました。
翌週のお稽古でも、初釜の感想はみんなご飯のことばっか!(笑)
ま、それで良しとしましょう~♪
 
 
次は、初釜ブログ・第三弾
「③初釜~余興編」(最終回)


…に続きます。
 

 

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