何度見ても色あせない名作
 
制作されてから、もう60年以上も経っているのに
 
やっぱり面白い映画ってたくさんあると思うんです
 
 
 
面白い映画の全盛期に作られた
 
すこぶるつきに面白い映画
 
 
 
 
 
ユキヤナギに山吹・・・同じところに植えておくと、こんな風になるんですね
 
 
 
本日の見直した映画も、久しぶりですが
 
何度も見ている映画です
 
 
 

 

1959年のアメリカ映画「北北西に進路を取れ」

 

監督は、アルフレッド・ヒッチコック

 

脚本は、アーネスト・レーマン

 

音楽は、バーナード・ハーマン

 

 

出演は、ケイリー・グラント、エヴァ・マリー・セイント、ジェームズ・メイスン

 

 

 

 

いわずと知れたヒッチコック絶頂期の傑作です

 
 
 
 
いわゆる「巻き込まれ型サスペンス」
 
 
ニューヨークの広告マンが、ものすごい偶然によって、他人と間違えられ
 
拉致され、謎の事件に巻き込まれていきます
 
 
ひたすらドツボにはまっていく主人公
 
 
面白いのは、その謎は最後まで謎のまま
 
「国家機密だから言えない」ってセリフでおしまい(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
なんだかわからない正体不明のものに踊らされる主人公
 
ヒッチコックサスペンスの神髄です
 
 
 
わたしがこの映画を始めてみたのは、たしかヒッチが亡くなった時の追悼放映でした
 
 
映画の中で、周囲に何も無い大平原で小型機に襲われる主人公のシーン
 
1分30秒くらいからのショットに注目です

 

 

カメラのほうに向かって走り出すケイリー・グラント

 

カメラは、ケイリー・グラントの走る速度と同じ速度で後退します

 

主人公の大きさは同じ、迫ってくる飛行機だけがぐんぐん大きくなっていきます

 

これには驚かされました

 

 

 

 

ヒッチコックは、常に新しい挑戦を試みていました

 

映画のタイトルは、かのソール・バスによるものですが

 

キネティック・タイポグラフィーという

 

文字を画面上で動かすアニメーション技術を本格的に使った初めての映画でもあります

 

 

 

 

 

オープニングタイトルの最後で、バスに乗り遅れるのがヒッチコック本人です(笑)

 

 

 

 

この映画、ヒッチコック映画の頂点ともいわれてますが

 

ひとつだけ有名なミスがあるんです

 

 

 

柱の右奥の男の子に注目です

 

ヒロインが発砲する前に耳をふさいでます(笑)

 

 

このシーンについて、ヒッチコックは何も語っていませんが

 

わたしは絶対に「わざと」やったように思います

 

ヒッチ「君には見破れるかな」

 

 

 
 
 
 
やっぱり何度見ても面白いですね
 
サスペンスとユーモアの完璧な合体
 
スタッフ・キャストともに超豪華な顔ぶれ
 
 
これからも何度となく見直す映画ですね拍手
 
 
 
 
 
というわけで、本日のおやつ写真です
 
 
とろ~りPremirMilkスフレサンド・クレームブリュレ音譜(オランジュ)
 
 
セール品だったので手を出してしまいました
 
クレームブリュレを名乗るスイーツには、何度も失望させられてるのに 
 
 
 
 
まあね、クレームブリュレという言葉を使わなければ
 
それはそれで美味しくいただきましたで終わりなんですけどね
 
 
 
これに限ったことではありませんが
 
商品開発をしてる人って
 
本物のクレームブリュレを食べたことがあるのかな~?って思っちゃうんです
 
 
 
 
クレームブリュレのカラメルは、極薄でパリパリしてないと別物になっちゃうんですよ
 
これはカラメルカスタードとかいうネーミングでいいでしょうね
 
 
ああ、栄光のクレームブリュレも過去のものとなってしまった今
 
どこに行ったら本物のクレームブリュレを食べられるのであろうか(嘆)