フランス語式番号の伝え方
こんにちは。シュマンアッシュのスタッフDです。
フランス語の数の数え方を習うと、その複雑な数え方に戸惑う方が多いことと思います。
特に70以上の数え方が複雑です。
70はSoixante-dix (60+10)、80はQuatre-vingts (4X20)、90はQuatre-vingt-dix (4X20+10)と言った具合です。
少し脱線しますが、ベルギーで話されるフランス語では、
70はSeptante、80は Huitante あるいはOctante、90はNonanteと言われます。
個人的にはこちらの方がシンプルで分かりやすいと思います。
さて、そして本題のフランス語式番号の伝え方について。
フランス語で、電話番号などのいくつか数字の並ぶ番号を伝えるときは
二つずつ区切って、二桁の数字として読み上げます。
例えば、0123456789であれば、
01 (zero un) 23 (vingt-trois) 45(quarante-cinq) 67 (soixante-sept) 89 (quatre-vingt-neuf) という風に2桁ずつ読みます。
最後に数字が3つ残る場合には、多くの場合3桁の数字として読まれます。
電話で番号を伝えてもらう時など、相手の方もゆっくりと読み上げてくれるので
60 (soixante) 71 (soixante-onze)と数字が並ぶ番号だと
60 71なのか、60 60 11なのか混乱してしまうかもしれません。
60 11と71はイントネーションが少し異なるので、分かるはずなのですが
やはり難しいです。
混乱して分からなくなってしまった時には、数字を一つずつ読み上げてもらうように
お願いすると大抵の方は快く応じてくれますので、頼んでみてくださいね。
FONTAINES D’EAU PÉTILLANTE À PARIS (パリの炭酸水飲み場)
こんにちは。シュマンアッシュのスタッフDです。
フランスでは、甘味やフレーバーのない炭酸水が良く飲まれます。
日本でも最近は普及して、珍しいものではなくなり、気軽に飲めるようになりました。
でも、公共の飲料用蛇口をひねって炭酸水が出るところは無いのではないでしょうか。
パリには・・・、あるのです!
パリの水道水にCo2を足したものだそうです。
みんな各々がペットボトルや水筒をもって炭酸水を汲みに来ます。
味はというと、私個人の感想ですが、可もなく不可もなく、普通の炭酸水の味でした。
2010年から設置が始まり、今ではパリ市内少なくとも6カ所あります。
2020年に向けてもっと増やす予定だとか。
写真は、12区のJardin de Reuillyです。
この水飲み場にはありませんが、水筒の自動販売機(1つ3ユーロ)を併設している
ところもあります。
ペットボトルのゴミの削減の狙いがあるとのことです。
この炭酸水の水飲み場は以下の公園に設置されていますので、
皆さんも機会があったら試してみてください。
– Fontaine La pétillante – Jardin de Reuilly
Entrée par l’avenue Daumesnil – 75012 – Paris
– Fontaine La pétillante – siège d’Eau de Paris ,
Au 19 rue Neuve-Tolbiac – 75013 – Paris
– Fontaine entrée du parc André Citroën
Quai André Citroën – 75015 – Paris
– Fontaine du Jardin d’Eole
Face au 28, rue d’Aubervilliers – 75018 – Paris
– Fontaine des berges de Seine
4, quai Anatole France (rive Gauche) – 75007 – Paris
– Fontaine du Parc Martin Luther King
ZAC des Batignolles – 75017 – Paris
バカンス中のパリの風景
こんにちは。シュマンアッシュのスタッフDです。
7月、8月のフランスはバカンス真っ只中!
バカンスに入る前の会話はバカンスでどこに出かけるかという話でもちきりです。
行先はギリシャやスペインという近場から、日本や中国、ラテンアメリカなど
本当に多彩です。
どこに出かけるにしても、最低でも2週間は滞在するようです。
もちろんパリジャン達もこぞってバカンスに出かけて行くので、バカンス中のパリは
普段と比べるとガランとしています。
メトロに乗っても、普段より人が少ないのを感じます。
そして、いつもは子供達で一杯の公園もこの通り!
誰もいませんでした。
仕事などの都合でバカンスが取れない場合でも、いつもより人の少ない
パリを楽しむというのも悪くはないかも知れません。
サッカー欧州選手権と学校給食
こんにちは。シュマンアッシュのスタッフDです。
先週からフランスでサッカーの欧州選手権(UEFA EURO 2016)が開催されています。
パリにもヨーロッパ中から沢山応援に来ていて、各国の国旗を持ったサポータ達を
街でよく見かけます。
欧州選手権で盛り上がっているフランスですが、その影響が小学校の学校給食にも!
選手権の参加各国の代表料理をメインで出しているようです。
月曜日はイタリアのパスタ。火曜日はイギリスのフィッシュ・アンド・チップス。
水曜日はギリシャのタジキ。木曜日はスペインのパエリア。金曜日はチェコの子牛のソテー。と言った具合です。
欧州選手権は子供達も応援して盛り上がっているので、学校給食のこの工夫は
各国のことを知るとても良いアイディアだと思いました。
Faire le pont
こんにちは。シュマンアッシュのスタッフDです。
早いもので2016年も、もう5月になりました。
日本の5月は、ゴールデンウィークがありますが、フランスでも5月は祝日の多い月です。
5月1日(日)はメ―デー (Fête du Travail)
5月5日(木)はキリスト昇天祭 (Ascension)
|
5月16日(月)は聖霊降臨祭 翌日の月曜日 (Lundi de pancôte) |
*AscensionとLundi de pancôteは移動祝日です。
フランスでは、木曜日が祝日の場合、祝日と週末に挟まれた金曜日も
休みして連休にしてしまう会社が多いです。
これを'Faire le pont(橋を渡す)'と言います。
休みと休みに橋を架けて間の金曜日も休みにしてしまうというイメージです。
個人で休みをとるのではなく、会社や部署単位で休みにしてしまいます。
フランスは本当に休みの多い国ですね・・・。
ただ、祝日が日曜日に重なってしまった場合の振替休日はありません。
2016年の5月は2回も祝日が日曜日に重なってしまいました。
日本で振替休日があって当たり前だった私はなんとなく損した気持ちになりますが
フランス人はその辺は割り切っているようです。
羊乳のチーズ、ヨーグルト
日本で乳製品といえば、牛乳が使われているものが主です。
フランスでは牛乳だけではなく、ヤギや羊乳の製品も沢山あります。
値段も手ごろで、スーパーでは迷ってしまうくらい様々な種類が売られています。
今日は特に羊乳(Brebis)のチーズとヨーグルトを紹介したいと思います。
まずはETORKI(エトルキ)チーズ。バスク地方のチーズです。
食感はきめ細やかで、味は羊乳独特のクリーミーな感じとコクがあります。
パンとエトルキ、ワインがあるだけで満足できてしまいます。
つづいて、Brebisのギリシャ風ヨーグルト。
バニラの風味が付いたものを買ってみました。
こちらも濃厚で、牛乳のヨーグルトより深みのあるコクがあります。
春の味覚 ホワイトアスパラガス
さて、3月27日からサマータイムが始まります。これまで8時間だった日本との時差が7時間になります。
サマータイムも始まり、一段と春を感じるようになってきました。日本では桜の開花宣言が出されたそうですが、フランスでも桜が咲き始めました。
桜も春を感じさせてくれますが、個人的には市場やスーパーにホワイトアスパラガスが出回るのを見ると、「あぁ、春がきたんだなぁ!」と感じます。
日本では、あまりなじみのなかったこの野菜、アスパラの風味にほんのりとした甘みもあって、とても美味しいです。
固い皮をそぎ取って、お砂糖を加えたお湯で柔らかくなるまで長時間茹でます。
生ハムやポーチドエッグを添えてサラダで食べるのが我が家の定番です。
失くし物をしたときには・・・
こんにちは。スタッフのDです。
私事で恐縮なのですが、先日、とても大事なものを失くしてしまい、
3日かけて家中をひっくり返して探しても見つからず途方にくれていました。
その話をパリに住むポーランド人の友人に話したところ、
''Prie St. Antoine(聖アントニオにお祈りをしてごらん)''と教えてくれました。
友人も以前重要なものを失くしてしまって、困っているときに自分の母親に
相談した時教えてもらったそうです。
聖アントニオは、紛失物を探すときに手助けをしてくれるカトリックの聖人だそうです。
件のポーランド人友人は「そんなことしても仕方ないと思うけど」と
半信半疑ながらお祈りしたその時、ずっと探していた物が見つかったんだそうです。
私も藁にも縋る思いで、聖アントニオに「探し物を見つける手助けをしてください」と
お祈りをしてみました。
すると、驚いたことに、「まさかこんなところに!」というところで見つかりました。
どういう経緯でその場所に辿りついたのかもわからないくらい、
突拍子のないところでした。
日本では探し物をするときには、はさみに糸をぐるぐる巻きながら探すなどの
おまじないがあるようですが、カトリック圏では聖アントニオにお祈りする
おまじないが有名だそうです。
みなさんも、何かを探し物をしている時には聖アントニオにお祈りしてみては
いかがでしょうか。