映画「5時から7時までのクレオ」と昭和のドラマ「プレイガール」 | しあたー☆時間の旅

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気が付いたら今月は一度もブログアップしていなかった。

 

最近は顎関節症が良くならず、未だにお粥生活。

基本は野菜のみじん切り入りお粥。

一昨日、ふと圧力鍋を使ったら、

家で食べれるもの増えるのではないかと思いつき

ネットで注文したところ。

早く届かないかな。

 

外食が困難なので美味しいものも食べれず

外出といえば病院か仕事くらいでストレスたまりまくりの毎日。

自宅で映画やテレビ観て気分を紛らわせております。

 

テレビは朝ドラと昼ドラのトットちゃん。

朝ドラは今回、ちょっとぱっとしないなぁ。トットちゃんは面白い。

あとは綾瀬はるかの奥様はナントカってのを(タイトルあやふやで観てるんかい!笑)Huluで視聴。

そして自分らしいのは昭和のドラマ「プレイガール」での

沢田浩二出演回だけを東映ch.で録画して見てるっていう

超マニアックな「沢田浩二まつり」(笑)

東映ファンの一部の方しかご存じないと思われますので

写真を。

八代万智子に絡む酔っ払い小林稔二×沢田浩二

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氾文雀に蹴りあげられた直後、この姿を見て

「U・ターン・禁・止・・!」と言い残し倒れる沢田浩二。

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もう、こういうのを観て大笑いっす。

しかし、我ながらいい年こいたオバチャンが何をやってるのかしらね、あははは。

いや、オバチャンというより、これ、オッサンね。

 

 

そして!

昨日観たのはヌーヴェルヴァーグ、

「5時から7時までのクレオ」

アニエス・ヴァルダ監督は「幸福」を観たことがあり、あまり自分好みの作品ではなかったのね。

でも今作品は素敵だった!

キネノート作品情報

 

クレオが癌の検査結果を待つまでの5時から7時の間、

ほぼ映画とタイムラインな作品。

というところがまずこの時代を考えると斬新。

ヌーヴェルヴァークらしく、また写真家であったアニエス・ヴァルダ監督らしく、パリの街並みの映像がとても素敵だ。

どこを切り取っても絵になりそうだ。

そしてとってもお洒落。

洋服も小物もカフエも街もみんなお洒落でそれを眺めているだけでも楽しい。

出かけるときに自分の気持ちに合わせて黒のドレスに着替える。

壁に飾って収納しているアクセサリーからひとつ選んで首にかけてサングラス。

プリーツのひだから柄が見え隠れするドレスが素敵。

こういうおしゃれを観てるともう気分アップであります。

このへん、オッサンではないでしょでしょ。

 

音楽を担当しているミシェル・ルグランが本人も出演。

クレオとの歌のレッスンがまた楽しいこと、聴かせること!!

こんな映像と音楽だけでも観る価値がある。

そして悲しみと癌ではないかという不安の中、街を歩き、

だんだんと心が落ち着いていくさま。

これがこの一時間半程度に収まっているのも見事。

モノクロ映画で唯一カラー映像になっているタロット占いのシーンと

マッチした内容も面白い。

近づいているかもしれぬ死を前にした内容なので

重たいはずなのに、素敵な映画なのだ。

何度も繰り返してみたいと思える映画なのだ。

 

 

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