
先週の、私のHLAの検査結果です。
(骨髄バンクにどれだけ、一致した人がいるかどうかの結果)
結論からすると。
[いません]
でした

HLAは、遺伝子の8座からなるものです。
(A. B. C. DR型)
4座で1つとして、父母からそれぞれ4座ずつもらいます。
その結果、自分は、8座を持ちます。
なので、兄弟だとすると、フルマッチする可能性が25%あることになります。
(当たり前ですが、父母とは半分しか一致しません)
で、骨髄バンク登録されている方から、私のHLAと一致する方を検索してみたら、8座のうち、7座一致する方はいたのですが

日本は島国なので、一致する可能性は高い、って言われていたのですが、どうやら私は珍しいタイプ見たいでした

なんで











以下、主治医と移植コーディネーターさんと私の会話です

主治医
「今、抗がん剤2クール目なので、次の3クールは予定通り行います。
3クールが終わった時に、PET-CTと骨髄検査をして、幹細胞採取となると思います
」

私
「3クールが終わったら、検査なんですね
」

主治医
「そうです。
今のところ、血球回復傾向にありますし。
1クール目よりも、立ち上がりは良い傾向ですので、順調だと思いますよ
」

私
「最初のPET-CT画像で、
《卵巣と子宮頸部に集積あり》
という結果でしたが、仮に3クールが終わったときの画像から、その集積が消えていれば、それはリンパ腫の影響だった、と解釈していいんですか?」
主治医
「そういうことになりますね。」
私
「仮に、集積が変わらずある場合は、卵巣癌か子宮頸癌の可能性もある、ということになりますよね
」

主治医
「そうですね。
ちぇいぴぃ さんのリンパ腫は、リンパ節に腫瘤を作らないタイプで、ちょっと珍しいですし。
もし、その場合は、婦人科の検査をすることになります。
でも、それについては、3クールが終わった時に検査して、その結果を見てからにしましょう
」

私
「そうですね
」

コーディネーター
「この間の結果なんですが。
検索してみたら、一致する方はいなかったです

8座のうち、7座一致ならいらっしゃるのですが。」
私
「















いなかった、んですね
」

コーディネーター
「そうなんです。
ただ、今日の検索結果ですので。
この先、現れるかもしれませんし。現れないかもしれません。
ちぇいぴぃ さんのHLA型は比較的珍しいタイプだったようです
」

私
「はぁ
そうですか
•••••••••••••


私には、双子はいませんが!
もし仮に双子だった場合は、フルマッチなんですよね。そうしたら、拒絶反応もなく移植できたんでしょうか?」
コーディネーター
「古い情報になりますが。
日本の情報ではありませんが。
双子の場合は、完全にフルマッチです。
しかし、遺伝子が同じなので、再発してしまうようですね
」

私
「あ!
そういうことですか。
自家移植と変わらない、ってことですね。
では、兄弟でフルマッチだった場合は、拒絶反応はするのでしょうか?
HLAは完全に一致ですよね?」
コーディネーター
「はい。
その場合ですが。
HLAは確かに、フルマッチです。
でも、結局は、《他人》の細胞を体内に入れることになります。
なので、大なり小なり、合併症(拒絶反応)は起きます。
でも、《同種移植》は、合併症はあるものの、体内に残ってる癌細胞をドナーの骨髄が攻撃してやっつけてくれる、というメリットもあります。
メリットとデメリット。
これを天秤にかけて、自家移植か、同種移植かを選択することになります。
けれど、今のところ、ちぇいぴぃ さんの治療は順調だということですので、《自家移植》を目指していきましょう。
今日のところは、骨髄バンク検索結果の報告ご報告でした
」

私
「分かりました。
ありがとうございます
」

っていうことでした

一致するドナーがいないのねー







こんなところで、
《珍しい》
とか言われても









とりあえず、自分の治療とその結果を信じて。
そして、主治医を信じて。
《自家移植》目指して頑張ります
