抗がん剤2クール目スタート 主治医とのお話(造血幹細胞移植) | どうしてこんなことに⁉️乳がん、悪性リンパ腫、再発、造血幹細胞移植、腎機能障害、脳転移 その後

どうしてこんなことに⁉️乳がん、悪性リンパ腫、再発、造血幹細胞移植、腎機能障害、脳転移 その後

2013年乳ガン。2017年10月悪性リンパ腫発症。2019年悪性リンパ腫再発。造血幹細胞移植。その後、脳転移。腎機能障害。
(2023.9現在)中学生と大学生のママです。
日々のことで色々思うことを綴ってます。

今日、午後から抗がん剤スタートしました。


先程までは、副作用に対するお薬。


今は、抗がん剤(エトポシド)を投与中です。

エトポシドは1時間で終わります。
その後、シスプラチンに切り替わります。
シスプラチンは、24時間持続です。


エトポシドが始まる、というときに主治医の先生がいらっしゃいました。



以下、主治医と私の会話ですニコ
(抜粋です)



主治医「今日の体調はどうですか?抗がん剤スタートしましたね。今回も前回と同じレジメですニコニコ


私「はい、体調は良いですおねがい
今回の、この、抗がん剤の日程は予定通りでしたかキョロキョロ?」


主治医「そうですね照れ
リツキサンが無く、[ESHAP]単体の場合、通常、3週間1クールなんです。
ちぇいぴぃ   さんは1回目は4週間1クールになりましたね真顔
  この[ESHAP]が開発された時の条件としては、《リンパ節が腫れて》いて《骨髄に腫瘍細胞があまりいない》という前提で、3週間1クールという考え方でした。
その当時は、[リツキサン]はまだ保険適応外でした。
ちぇいぴぃ   さんの場合、《リンパ節は腫れていない》で《全身の骨にリンパ腫があり》《骨髄の80パーセントが腫瘍細胞》ということを考えると、必ずしも3週間1クールではないと、思ってました。4週間1クールでも大丈夫だと考えてます。照れ


私「条件が違いますね。私、リンパ節なんて全く腫れませんでしたから。
今でも、リンパ節は腫れてませんチュー


主治医「ちぇいぴぃ   さんのは、ちょっと珍しいタイプですねキョロキョロ」   


私「ショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン
抗がん剤、今日からスタートでも大丈夫なんですねキョロキョロ


主治医「はい。血球の立ち上がりが今回はちょっと遅かったですが、今日の採血結果としては、だいぶ骨髄が回復しています。
そして、今なら腫瘍細胞を叩けると思います。
今回の抗がん剤では、前回よりも、もう少し早く血球が回復してくるのではないか、と予想していますウインク


私「わかりましたおねがい


主治医「ところで、造血幹細胞移植についてですが。
基本的には、自家移植、が第一次選択です。
ただし、ちぇいぴぃ   さんご自身のHLA型を調べておく、というのも手です。
骨髄バンクに登録しなくとも、ご自身のHLAと一致する方がいるかどうかを調べることはできます。
それに弟妹さんのHLAも、実費はかかってしまいますが、いざという時のために調べておくのも一つの選択肢となりますニコニコ


私「自家移植となると、自分の幹細胞の中にどのくらいの腫瘍細胞が存在するかどうかを確認するんですか?キョロキョロ


主治医「できなくはないんですが、臨床としては腫瘍細胞を確認まではしていません。
研究機関に持ち込めばできますが。
この病院ではそこまではやっていません。
私たちは、PET-CTや、採血、骨髄検査の結果で判断していますニコニコ


私「そうですか。
で、その結果、《私の幹細胞では腫瘍細胞がたくさんあって、移植できない》場合、同種移植となるわけですねキョロキョロ


主治医「そういうことです」


私「自家移植の場合の幹細胞採取はどんな風にするんですか?
何リットル必要なんですか?」


主治医「末梢血(腕)の両腕に採血針を刺して、分離器にかけて幹細胞を採取します。
体重あたり200万個の幹細胞が必要です。
例えば、50キロの人なら1000万個ですね。
採血した血の中に幹細胞が密度濃くいるなら、少しの血でできますが、薄いなら大量の血が必要です。
その場合、1日で採取できない場合もありますので、何日かに分けて採血することになりますニコニコ
そして、血管が細くて、採取が難しい場合は、太ももからカテーテルを留置して採取する場合もあります。
ちぇいぴぃ   さんの場合は••••••••••びっくり
採取の時に、血管を診てみましょうウインク


私「前回、部長先生のお話だと、《同種移植でリンパ腫の場合、合併症のリスクが高い》ってことでしたが。
やはり、そうなのですか?キョロキョロ


主治医「そうですねキョロキョロ
リンパ腫の場合《第一次選択は自家移植》です。が、ちぇいぴぃ   さんの年齢(40代)を考えると《同種移植も視野に入れておく》と考えています。
そのためにも、きっちりと画像判断や骨髄検査、データとの照合をして、《リスク》と《効果》を考えて判断しますニコニコ
自家移植の場合、免疫系のリスクはありません。
自分で自分を攻撃しません。
しかし、移植する幹細胞中に腫瘍細胞が0%(ほぼ0に近いと判断して幹細胞採取しますが)ではないですよね。
同種移植の場合、その幹細胞が免疫系のところも攻撃してくれます。
腫瘍細胞の無いドナーの幹細胞が、ちぇいぴぃ   さんの残った腫瘍細胞を攻撃してくれます。
そのかわり、合併症が発現しやすいのです。」


私「そうですか。平均寿命まではまだまだ長いですからねキョロキョロ
考えたくはないんですが。
万が一、万が一、今回、自家移植をして、最悪、再々発なんてことになったら、その時は《同種移植》ですね?キョロキョロ


主治医「そうですね。そうなりますね。
でも、そうならないように、今回、きっちり治療しましょうニコニコ


私「ありがとうございますおねがい




結構、長々とお話してくれました。
とっても丁寧な主治医です。

不安なことをお話しただけでも、安心感がありますお願い



またわからないことや、不安なことがあったら、ドンドン質問したいと思いますニコニコ



主治医との会話をしている最中も、隣で看護師さんが抗がん剤の交換作業をしてくれていました照れ



お話が終わり主治医が去ると看護師さんが、
「先生、とっても丁寧なんですよね。
他の病院ではあまりここまで丁寧な人はいないかもしれないですねニコニコ


って言いましたニコニコ



私の主治医は3人とも丁寧な先生です。
部長先生、S先生、N先生ニコニコ


丁寧なご説明をもらうと頑張れますニコニコ

ちゃんと診てくれているんだなぁ、って安心できますお願い


このブログを書いている最中に、エトポシドは終了です。

引き続き、[シスプラチン]24時間投与、の交換をしました。


今回は、浮腫、吐き気、痺れ、口内炎、発熱など、どんな副作用が現れるのかな?ショック



1回目よりも軽いといいなぁ照れ