特に、意味はないです。
私が覚えていたいだけです。
すみません。
父が倒れる直前に食べたのは、母が作ったお昼ご飯でした。
焼き鮭
煮卵
お味噌汁
ご飯
漬物
父は、変わった食べ物や、外食をあまり好みませんでした。
旅行に行っても、食べません。
飲み会に行っても、食べません。
いつも、同じようなものを食べていました。
安心感のある食べ物が良かったみたいです。
カツ丼
天丼
牛丼
コレステロールが高い食べ物が好きでしたね。
父が安心して食べたものは、なんと言っても母の手料理でした。
結果的に最期のランチになってしまいましたが、
食べ終わったあと、
「歳を取ると、こういう食べ物が良くなりますね
」

って言ったそうです。
いつもと何も変わらない日常でした。
まさか、その直後、脳梗塞になるとは、父も思いもしなかったという思います。
しかも、入院したとしても、リハビリ後、帰宅できると思っていましたから。
病院食は食べていないと思います。
だから、母と2人で食べた手作りランチが最期の食事になってしまいました。
ちょこちょこ、父のことを思い出します。
だから、まだ、わからないんです。
なんで、もう、居ないのか。
どうして、居なくなったのか。
どこに、行けば、会えるのか。