トイレに何回も入っているうちに、何だかものすごく眠くなり、ソファーに倒れ込みました。
体の中のものや、ミネラルまで、全て出しきり、低血糖状態になったみたい

吐き気、眠気、体のだるさ

でも、食べちゃだめだから、とにかくソファーで寝て、時間が過ぎるのを我慢して過ごしました。
ふと、気づくと、予約の時間が迫ってきていました。
あわてて支度をして外に出ると、豪雨です

テレビにはテロップが出ていて、大雨洪水警報が

ホントに、ついてない

レインコートを着て、自転車に乗り、病院までダッシュです。
途中、道路工事にも出くわし、散々でした。
病院には、ぎりぎり間に合いましたけど

病院のベンチで待っている時も、気持ち悪さと、ダルさは治まらず、とにかく眠い。
『頭がおかしい。ヤバい。気が遠くなる。マズイぞ。』
って思いながら、(たぶん)ちょっと寝てました。
そうこうするうちに、名前を呼ばれ、検査着に着替えました。
着替えている間もフラフラです

先生は、昨年と同じ女性医師でした。
看護師さんが、
『ちぇいぴいさんは、○○先生がご希望ですよね。順番では、男性医師ですけど、ちょっと待ってからたら、○○先生でさけど、その方がいいよね。』
って声をかけてくれました。
もちろん、待ちましたよ。
ちなみに、その、もう一人の男性医師の検査を先に受けていた人が出て来ていたときに、
『冗談じゃないよ。死ぬかと思った。もう、二度と受けない。殺されるよ

って言いながら、私の前を通り過ぎて行きました

そっちの男性医師ではないとわかっていても、心臓がバクバクしました。
まだ検査前の人がいるのに、そんな事言わないでほしいな。
けど、ホントに痛かったんだね。
殺されるよ、って……

で、もうしばらくすると、私の名前が呼ばれました。
まずは、肩に、ブスコバン注射。
これは、腸の動きを止めるもの。
人によっては、めまい、動悸、吐き気があるらしい。
けど、私はすでにめまい、動悸、吐き気がするので、注射をうけても変わらなかった

そして、すぐに○○先生が来てくれ、検査開始。
お尻にジェルを塗り、内視鏡が入っていきます。
昨年と違って、今年はなかなか内視鏡が進めず、激痛が何回かありました。
直腸からすぐの、S状結腸のところが、腸内に空気を入れながら進むんだけど、腸がものすごく張って、破れてしまうんじゃないかと思うほど、一瞬激痛に見舞われました。
『痛てっ



って言ってから、とっても慎重に進めてくれました。
(指示通り)体勢を変えたり、自分でお腹を押さえたりしながら、何とか盲腸まで内視鏡が進みました。
昨年よりも、時間がかかったけど、苦しさはあのS状結腸のところだけで済みました

さすが○○先生

常に声をかけてくれるし、私の様子を見ながら内視鏡を進めてくれるから、安心できました

カメラは戻りながら、腸内を確認しながら、戻ってきます。
もちろん、私も一緒にモニターでみています。
途中、腸がねじれている箇所があったらしく(肝臓の隣)そこを、内視鏡が通るときには、レントゲンで確認しながら慎重に進めてくれ、痛くなく済みました

自分の大腸の写真をいただきたい、と言うと、モニターの写真もプリントしてくれました。
ありがとうございます

最後は、直腸の後ろを見るために、カメラをグリンと回すときに、ちょっと違和感があったけど、それも特に痛くなく、無事に検査は終了

内視鏡が入って、検査終了まで、約30~35分位でした。
検査結果は、『問題なし』
血便は排便時にお尻が切れたんだろう、とのこと。
そして、来年のことだけど、昨年も今年も大腸内視鏡では問題なし。
万が一、ポリープがある人でも、大腸内視鏡はそうそう頻繁にやらない、と。
もちろんやってもいいけど、この検査は体に負担が大きいから、来年、もしも、また血便検査で引っ掛かることがあったら、主治医と相談してください、とこのことでした。
万が一、ポリープがあって、切除したとしても、またそのポリープが成長するには、3~5年位かかるんだって。
だから、今年何もない、ってことは、来年もない、ってことらしい。
もちろん、来年は血便検査に引っ掛からないことを祈るけど、引っ掛かったら、やっぱり大腸内視鏡を受けるんだろうなぁ。
検査を受けずに、病気を見逃すのは嫌だもんね。
そして、検査後、売店ですぐにチョコレートを購入し、一箱全部食べました。
チョコレートのおかげか、眠気、ダルさ、吐き気はスウーッと、収まりました。
帰りもどしゃ降りでしたが、とにかく何か食べようと思い、コンビニで食料を購入し、急いで帰宅し、とにかくお腹に入れました。
やっと落ち着いたわぁ

検査結果が問題なしでよかったよかった

一日、お疲れ様、私
