こんばんは(*^^*)
 
 
 
今日は私がやってる水溶液減薬についてアップします
 
 
 
 
水溶液タイトレーションって聞くだけで
 
 
 
 
え~なんだか大変そう。。。('A`)マンドクセって思う方、いると思います(¯―¯٥)
 
 
 
 
これはその人の性格や好みもありますから何とも言えませんが私は細かく削ったりするよりよっぽど楽でした
(削るどころか大胆にカットして減薬するわ!って方には確かにメンドクサイですが
 
 
 
前の日記でも書きましたがベンゾパニック当初手の震えが酷くて繊細なカット作業が無理だったこともあります
 

 

 

 

水溶液減薬は容器に水を入れて薬を溶かしてシリンジで必要分減らすだけ
 
 
 
 
シリンジだのビーカーだの必要とか聞くと尻込みしちゃうかもしれませんが、実際は全然難しい作業じゃないと思いますウインク
 
 
 
 
私の水溶液の作り方は基本あずきさんのやり方を丸パクリです(ノ∀`)
 
水溶液減薬方法

 

 

 

 

薬の配分について

 

250ccの水に0.5㎎のリボトリールを1錠入れて毎日大体0.5cc~1cc(0.2~0.4%)を引いています

※リボはベンゾ最強の力価なので100ccで減らすには濃すぎるため200~250ccで水溶液を作られている方が多いです。
 
 
 
薬の配分は0.5㎎1錠を
 
朝1/6   6:30
昼1/6   12:00
夕1/6   17:30
寝前1/2   23:00
 
 
 
なぜこの配分にしたかというと、
私はベンゾパニックを起こす前まで長い間寝る前に0.25㎎を飲んでいました。
 
それをベンゾパニックで暴走した脳を鎮めるために倍量の0.5㎎に増薬したため、寝ている間に筋弛緩作用で窒息しそうな症状が出たり、眠れないからと起きて動くとフラフラになったため多すぎると判断
 
夜を元飲んでいた0.25㎎に戻し、さらに血中濃度を安定させるため朝昼晩を各1/6にしました
 
 
 
最高血中濃度をできるだけ平坦にするために回数を分けるという方法は、どうしても安定しない人には効果があるかもしれません
 
が、ずっと1回で飲んでいた方が例えば4回に分けると言うことは、今まで飲んでいた時間に入ってくる量が1/4になってしまうことにもなるので、現在安定している方は無理に分ける必要はないかな、と感じます。
 
 
逆に短時間型を長時間型等に置き換えする時
 
通常長時間型以上の薬は半減期が長いため1日1回の服用で大丈夫なのですが、短時間型で一日3回などで飲んでいた人は脳がその時間に薬が入ってくることを記憶しているのでその時間に血中濃度が上がらないと離脱症状が出て安定しないことがあるみたいです。
 
その場合、例え長時間型でも回数を分けるという方法もありだと思います。
 
 
 
 
減薬ペースについて
 
減薬ペースは月に5%くらいにしておくと離脱症状も最低限に抑えらえると言われています。力価が高い薬(主にジアゼパム換算2以下)はまずそれくらいから始めた方が良いのではないかな、と個人的には思います。
 
とは言え減薬方法にお手本はあるけれど、服用期間、原疾患、薬の種類、性別、体質、みんな条件が違います。5%でも認容不可能な離脱症状が出る場合もあるし大幅に減薬しても出ない方もいます。人体実験と試行錯誤をして自分の最適値を探していくのが大切ですねウインク
 
そして例え1%で離脱症状が出てしまった場合でも水溶液減薬ならさらに刻むことが出ます。離脱症状が出たらもう減らせないと思うことはない、もし出てしまったらさらに刻んだりステイ期間を長くしていけばいいのです。
 
 
私の減薬ペース
cc
6 4.0% 10
8 7.2% 18
9 5.6% 14
10 5.8% 14.5
11 4.1% 10.25
12 4.0% 10
1 6.1% 15.25
2 7.6% 19
3 8.8% 22
4 8.4% 21
5 9.4% 23.5
6 9.8% 24.5
7 9.8% 24.5
8 8.8% 22

大体5%~10%の間に治まっています

 
 
 
 
水溶液減薬の方法
 
1.用意するもの

①水溶液を作る容器

②シリンジ

③作った水溶液を保存する容器

④薬

 

 

 

①水溶液を作る容器はビーカーを使ってる方が多いと思いますが、目安になる量がわかれば何でも良いです

私は色んな容器を試しましたが、薬が一番長い間浮遊するのがこの容器だったのでこれにしました。

背が低くて直径が大きい容器は攪拌してもすぐ薬が沈んでしまうような感じがしました

 

 

 

 

 

②シリンジは私の場合は0.01ml単位まで計るので20mlと1mlを併用しています

シリンジは100均でも売ってるし画像のテルモはAmazonで購入できます

 

 

 

 

 

 

③作った水溶液を保存する容器は、その場ですぐ飲んでしまう方は必要ないです。私は1日4回に分けて服用しているので保存容器が必要です。

 

保存容器は量が多いときはR1ヨーグルトの容器を使ってました、これは蓋もしっかり閉まるのでとても重宝しました、量が減った今は無印良品の小分けボトルに入れています。

 

リボは御覧の通りアルミのような光を通さない袋に入っています。光に弱いので遮光性の入れ物の方が良いのかな、とも思いましたが透明容器に入れても冷蔵庫にすぐに保管しておけば今のところ問題はありません

 

 

 

 
2.容器に必要量の水を入れる
私の場合は微量の減薬でも離脱症状が出ていたので、できる限り誤差を減らすため20mlのシリンジで250mlを計って作っています、なので容器の250のメモリよりズレが出ます
 
薬の力価や離脱症状が出やすいかそうでないかでやり方は色々、メスシリンダーで計って入れたり、容器のメモリに合わせたり、自分に合った方法で良いと思います
 
 
 
 
 
シリンジで計って250cc入れると大体この位置になります、この位置からあまりに違いがある場合は微調整しています
 
 
 
 
 
3.薬を水に入れて溶かす
最初入れた感じ
 
 
 
 
 
 
 
しばらくするとこのように薬がばらけてきます
 
薬を入れる時いつも私は薬に魔法をかけます
リボちゃん、どうか離脱症状副作用出さず、効果だけ出してねハートっててへぺろ
 
 
 
 
 
攪拌するとこんな感じ、綺麗には溶けませんがスプーンでクルクルとかき回すと均一に攪拌されます
 
リボはお湯なら綺麗に溶けるらしいので、溶けないと心配という方はお湯で作られるといいかもしれません。
 
 
 
 
 
4.シリンジで必要量を吸い取る
 
シリンジには空気が入りやすいです汗
裏技に最近気づきまして、メモリのある方を下にして空気を出すと簡単に抜けますグッド!
 
 
 
 
 
スプーンでキレイに攪拌して薬が浮遊しているところを狙ってシリンジで吸い取ります
 
 
 
 
減薬量が少ない時は減薬分を吸い取って残りを飲み、減薬量が半分を超えてからは飲む分を吸い取った方が時間も手間も短縮できますウインク
 
 
 
 
 
5.出来上がり
それぞれを容器に入れて出来上がりです
 
 
 
 
水溶液の保管について
 
私は今は3日分をまとめて作って冷蔵庫に保管しています。今のところ特に問題はないです。ただこれは必ずだれもが大丈夫ということではありません、保管や作り置きについてはあくまでも自己責任でお願いしますウインク
 
 
 
 
 
減薬計算表
 
減薬するために減薬量計算表をExcelで作成しました
作ったところは黄色で塗ります
先まで予定を入れるとその通りにならない場合焦りになるので入力はその日減薬する分だけにしています
よく断薬まで何カ月とか計算される方がいますが、それはお勧めしません(^▽^;)
 
 
 
 
減薬方法について
 
私の場合はベンゾ最強力価のリボなので一度に5%などの減薬ができなかったこと、0.5㎎に増薬したものの一日1回で飲むにはインパクトが強すぎて分けなくてはならなかったこと、等から非常にめんどくさい方法を選ばざるを得なかったのですが
 
水溶液減薬は基本シンプルな方法が一番いいと思います
 
長い長い減薬の日々に心が折れないようにするためには、その作業が日常生活の一部として溶け込めるよう簡単にしておくのがやはり大事ですキラキラ
 
毎日片手間で水溶液を作り、後は減薬のことはなるべく忘れて囚われない、できるだけ日々できること自分が集中できることを見つけて過ごすようにしていることが理想だと思いますニコニコ

 

 

 

 
以下参考に貼っておきます
 
 
水溶液ができる薬一覧
 
 
まだまだ情報募集していますおねがい
 
 
 
 
置き換えしたり力価を確認する場合に参考にしてください