cheeseです💕
今回ご紹介するのは
こちらの一冊📙
(ポニー・ガルマス(著)鈴木美朋(訳)『化学の授業をはじめます。』文藝春秋、2024年)
今年はじめから書店に平積みされていた小説。
毎回気にはなってたけど
手にとるまではいたらず💦
平積みから本棚に移動しても
ずっと気になり
購入にいたりました😊
🐕🐕🐕
(以下、ネタバレ内容をふくみますので
これから読まれる方はご注意くださいね😉)
1960年代のアメリカ🇺🇸
化学者を志す主人公・エリザベスですが
職場はまだまだ男尊女卑。
研究業績を盗作され、上司からのセクハラにあうなか
同じ研究所に勤務するメイヤーズと恋に落ちます。
幸せな関係が続くかと思いきや
エリザベスの妊娠中、メイヤーズは事故で帰らぬ人に。
シングルマザーとして奮闘する彼女は
ひょんなことからテレビの料理番組に起用されます。
化学者が料理講師という
前代未聞の番組のゆくえは・・・
・・・という内容。
本書の面白さは
エリザベスが
男性社会と「闘う」姿勢を崩さない点にあります🌸
才能もあるので
男性社会でうまく立ち回れば
それなりの恩恵にはあずかれそう。
しかし、それを潔しとしないのがエリザベス😤
どこまでも正攻法で
自分をとりまく環境に立ち向かう姿に
勇気づけられる読者も多いことでしょう😊
実際本書は全米で250万部、
全世界で600万部という大ヒット作品。
すでにAppleTVでドラマ化されたそう。
「著者は、きっとこれまでにも
たくさんの話題作を発表してきたに違いない」
と思い、略歴を読みますと
なんと本作がデビュー作品だというではありませんか!(◎_◎;)
エリザベスと著者の生き方が重なり
作品の魅力が増しました✨
痛快な一冊📘
ありがとうございました🌹
お読みくださってありがとう。
九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕
cheese