cheeseです💕

 

 

 

今回ご紹介するのは

こちらの一冊📘

(大田昌秀編『沖縄健児隊の最後』藤原書店、2016年)

 

今年4月、沖縄を旅した際

沖縄師範健児の塔に行った⬇️

 

ここにまつられているのは

沖縄師範学校男子部の生徒たち。

 

在学生482名のうち

病気休学等で参加できなかった21名を除く

461名が召集され、うち半数以上が命をおとした。

 

本書は生き残った元隊員(および教員)たちの手記を集めたもの。

 

1945年3月31日。

沖縄守備隊(第32軍)から超法規的に召集され

戦闘に投じられた彼らの様子が克明に描かれる。

(米軍の沖縄本島への上陸は4月1日)

 

 

当時沖縄の最高学府であった師範学校の生徒たちが

武器どころか食料すら与えられず

戦闘にむかわされていた事実を

私のなかではうまく整理できずにいる。

 

「歴史にifはない」といわれるが

もしも戦争がなく、彼らが無事に成人していたならば

どれほど沖縄の教育が豊かになったことだろうと考えずにいられないのだ。

同じことは、ひめゆり学徒についてもいえることなのだけれど。

 

 

手記とともに、本書には数多くの写真が収録されている。

鉄血勤皇師範隊の学徒たちの幼さといったら。

 

彼らにあたえられた任務のひとつひとつを

ここに記すことは避けるが

戦争の残虐性は

敵とのたたかいのなかだけに存在するのではない

ということをひしひしと感じた。

 

 

本書は絶版になっていた『沖縄健児隊』(1953)に

同窓会誌等の手記を加えたもの。

編者の大田昌秀さんと

出版してくださった藤原書店に心から感謝したい。

ありがとうございます。

 

 

📘📘📘

 

お読みくださってありがとう。

九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕

 

                 cheese