cheeseです💕
今回ご紹介するのは
こちらの一冊📙
(F・A・ハイエク(著)西山千明(訳)『隷属への道』春秋社、1992年)
ハイエク!(◎_◎;)
今日び、経済学部の学生さんですら手にとらなさそうな一冊📘
しかーし!
経済学関連の書籍を読み解くには
ハイエクは読んでおきたい学者さん。
なぜなら、彼はフリードマンたちシカゴ学派に
大きな影響をもたらした先生だからです。
本書の序文もフリードマン⭐️
そりゃ、読まんばね❣️
📘📘📘
先日、ご紹介したケインズ。
彼が主張したのは
「自由社会主義」
ともいえる経済政策なんですね。
先の大戦中の
ニューディール政策も
ケインズの理論を援用したもの。
ケインズは政府が介入し
計画的に経済を上向かせることで
社会の安定を図ろうとしました。
(↑ざっくりcheeseの理解ですよ)
そんなケインズ理論に
真っ向から挑んだのが
今回とりあげるハイエク。
彼は
経済は自由が保障されることが
なにより大切と考えており
たとえ「計画的」とはいえ
政府がこれに介入することには大反対‼️
その理由を綴ったものが本書です😊
ハイエクがこの本を著したのは
ナチスが台頭し
ヨーロッパが次々と
戦火にまきこまれた時期。
イギリスにいたハイエクは
「いずれ英国もドイツのような独裁政権になるのではないか」
という視点でみています。
ハイエクが注目したのは
当時のドイツがおこなっていた計画経済。
一見すると第一次世界大戦後の困窮から
ドイツ国民を救ったようにみえる経済政策ですが
その結果、招かれたのはヨーロッパ全域をまきこむ戦争です。
「計画経済」には何かしらの限界があるのではないか?
とハイエクは考え、考察を深めます。
・・・面白そうでしょ?😊😊😊
後半になるにつれ
ハイエクが懸念した世界と
現代がオーバーラップします。
ハイエクが提示する処方箋とはいかに・・・?
翻訳者の西山千明先生は
ハイエクから直接指導をうけた方✨
わかりやすい文章のおかげで
cheeseのような門外漢でも
最後まで楽しむことができました。
読めてよかった一冊📘
ありがとうございました🌹
お読みくださってありがとう。
九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕
cheese