cheeseです💕

 

 

 

今回ご紹介するのは

こちらの一冊📙

(日本生活協同組合連合会(編)賀川豊彦記念松沢記念館(監修)

『賀川豊彦』日本生活協同組合連合会、2018年)

 

日本の生活協同組合(コープ)さんの生みの親である

賀川豊彦の生涯とその思想・実践について

わかりやすく綴られた一冊です📙

 

(賀川先生の足跡については、こちら⬇️)

 

 

🌸🌸🌸

 

 

興味深かったのは

賀川が協同組合をたちあげる根拠に

ダーウィンの

進化論

が存在していたということ。(p.35)

 

 

1914年

26歳で渡米し、

プリンストン大学に入学した賀川。

生物学を専攻し、進化論研究に邁進します。

 

クリスチャンであった彼は

「進化論がキリスト教の創造論と対立するものではない」

という研究にとりくみます。

 

この研究をつうじて賀川は

ダーウィンの「適者生存」という考えに懐疑をいだき

「それぞれの種が互いに助け合う能力は

闘争する能力と同じくらい生存に大切である」

という考えにいたるのですね。

 

 

⬆️当時、大多数の研究者が進化論

(・・・を利用した優生学的思想)に傾き

その結果、悲惨な歴史をまねいたことを考えるとき

 

同じ進化論を研究した賀川が

彼らとは180度異なる

「助け合いの社会」

という結論を導き、邁進したことに感銘をうけました。

 

 

 

学ぶこと、考えることがつまった一冊✨

勉強になりました。

ありがとうございました☺️

 

 

お読みくださってありがとう。

九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕

 

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