cheeseです💕

 

 

 

 

今回ご紹介するのは

こちらの一冊📘

(宮嶋勲『最後はなぜかうまくいくイタリア人』日本経済新聞出版、2018年)

 

 

著者はイタリアと日本でワインや食について執筆してる方。

イタリアのワイン生産者と日本企業を橋渡しする

コーディネーターのようなお仕事もされてます。

 

イタリア人のものの考え方や

日本人との価値観の違いなどが

さっくりまとめられた本書📘

 

「あー。なるほどねー☺️」

とうなづきながら、読みました🌸

 

 

🇮🇹🇮🇹🇮🇹

 

 

何年前でしたかしら

その道のプロの先生が、子どもたちを指導する

という番組がNHKでありました

(いまもあるのかな?🤔)。

 

印象に残ったのはイタリア人の美術家が

絵画教室に通う子どもたちを指導した回。

 

 

まずですね。

先生、時間通りにこないわけですf^_^;💦

この時点で、子どもたちは不安定になるのですね💧

子どもたちは、時間厳守で

学校でも家でも時間割どおりのような暮らしをしてるから

先生がこないなんて信じられない様子。

なかには怒りだす子どももでましたo(`ω´ )o

 

遅れてやってきた先生は

あやまるふうでもなし

「かわいいお花が咲いてたからみてたのよ🌸うふふ💕」

くらいの態度。

 

これからはじまる数日間のレッスンに

初日から暗雲がたれこめます💧

 

 

 

続くレッスンでも

とにかく先生は自由なんですね。

「教室をでよう」

「自然を感じよう」

ってな具合で

画用紙を前にお行儀よくしている子どもたちを

外に連れ出し、時間無視(笑)のクラスを展開します。

 

 

ええ☺️

もう、日本人からしたらイライラの極致ですわ。

時間通りに、効率的に教えてほしい。

今日こそ、テクニックのひとつくらい教えてよ。

・・・と、子どもでさえ思ってます。

 

 

でも、先生は子どもたちに創作すらさせないんですね。

ただひたすらに、自分が自然や文化を感じて

好奇心いっぱいに楽しんでる姿だけを子どもたちにみせ続けます。

 

 

何日かたつうちに、クラスに変化がおきてきました。

子どもたちの目が輝いてきたんですね✨

外にでて植物を観察したり、虫をみつけたりして楽しみはじめました🌸

 

 

もはや、先生が遅れようが植物に関心をむけていようが

知ったこっちゃありません。

楽しんでる先生をみてるのが、楽しい💕

自分がみつけた楽しいことを、先生やみんなにも教えてあげる💕

そんなふうに、エネルギーが内向きから外向きにかわっていったのです⭐️

 

 

さあ❣️そこで、いよいよ創作活動開始😆

 

 

 

子どもたちにあたえられたのは

「森」を表現すること。

 

木の葉の裏に虫がいること

小さな花が咲いていること

いろんな木があって、それぞれ違う葉っぱの形をしてること

 

この数日間、子どもたちが観察してきたことを

自由に表現するよう先生は伝えます🌸

 

子どもたち、本当に楽しそう❤️❤️❤️

できあがった大作を家族にみてもらうのですが

そこでもみんないい顔してました😆

 

 

本書を読みながら、この番組のことを思い出したことでした。

豊かさって、時間的・精神的なゆとりからうまれるのかもしれませんね。

 

自分をゆるめたいときに最適な一冊📗

ありがとうございました🌹

 

お読みくださってありがとう。

九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕

 

                cheese