cheeseです💕

 

 

 

今回ご紹介するのは

こちらの一冊📘

(カロリーヌ・フレスト(著),堀茂樹(訳)『「傷つきました」戦争』中央公論新社、2023年)

 

先日、こんなことがありましてね。

 

近所の小学生が、数人遊びに来たんですわ。

ひとりの子がいたずらしたので

cheeseおばちゃん、彼を叱ったんですね😤

 

しばらく、しょぼーん💦としてた彼。

ほかのお友だちが遊んでいるのをみて

次第に気分がなおってきたんでしょうね。

 

cheeseおばちゃんの隣にちょこんと座りました。

謝るのかな?と思いきや、彼が言ったのが次のせりふ。

 

「cheeseおばちゃんに怒られて

ぼくは傷ついたんだからね。

おばちゃん、謝ってよ」。

 

はあああああ??????

なんじゃそりゃびっくり

 

 

 

その後、彼とは和解はしたものの

「傷ついた」論法にもやもやしたcheese。

 

 

cheeseが子どもの頃は

「傷ついた」と口にしたり

泣いたりしようものなら

親や先生から

「甘えるな!」

とさらに怒られたものだったけど(←昭和ってそういう時代)

どうやらいまは違うみたいだよ。

 

それにしても「傷ついた」ってキーワード、強力だなー。

これ出されたら、一気に、

こちら(だけ)が悪者になっちゃうねー🤔

 

 

そんななか、みつけたのが本書📘

どうやら「傷ついた」は日本だけではないらしい💦

即・購入です✨

 

🌸🌸🌸

 

著者は、フランス人ジャーナリスト、映画監督。

フェミニズム雑誌を創刊した経歴の持ち主。

 

彼女は、現在欧米のさまざまな場所で勃発している

「傷つきました」戦争をとりあげ

その問題を論じます。

 

いまや政治、マーケティング、芸術、舞台、教育

はては子どもの誕生日会のコンセプトまで(!)

マイノリティへの配慮がもとめられる時代。

 

マイノリティへの配慮自体は悪くないのですが

著者は「傷ついた」ことを理由に

言論や思想、表現を封殺しようとする一部の風潮を強く批判します🤓

 

最初から最後まで考えさせられた一冊📘

勉強になりました。

ありがとうございました🌹

 

お読みくださってありがとう。

九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕

 

               cheese