cheeseです💕
今回ご紹介するのは
こちらの一冊📘
(能條純一『昭和天皇物語(13)』小学館、2023年)
『昭和天皇物語』の最新刊✨
盧溝橋事件勃発から日中が全面戦争にはいる様子が描かれます。
cheese、歴史に詳しくないので知らなかったのですが
盧溝橋事件勃発のあと
日本は中国に対して和平工作をおこなっているのですね🙂
ところが軍との連携がうまくいかず
開戦にいたってしまう。
くわえて、天皇にあがってくる情報は
必ずしも現地の状況を正確に反映したものではなく
難しい判断が続きます。
読者は、のちの歴史を知っているので
「このとき違う対応をしていたら」
とつい考えてしまうのですが
当時の人々は
未来がわからないなかで
それぞれの判断をせまられるのですね😌
『昭和天皇物語』では
女性たちがストーリーに深みをあたえます。
cheeseがいっとう好きなのは
昭和天皇の教育係だった足立タカ
(のちに鈴木貫太郎の後妻となり「鈴木タカ」となります)。
タカは本巻にも登場し
重責を担う天皇のことを想い、涙します。
鈴木貫太郎は、終戦にむけた動きのなかで
再び歴史の舞台に姿をあらわすのですが
それはまたいずれの話。
息をつめて一気に読んだ一冊。
勉強になりました。
ありがとうございました🌹
お読みくださってありがとう。
九州からたくさんの愛と感謝をおくります💕
cheese