冒頭に出てくるアイテムと情報が終盤で重要になりがちな劇場版名探偵コナン。今年もこの法則が当てはまりました。
ストーリーで重要な役割があるんだろうなぁと思いつつ、終盤で答え合わせするまで私には何がどう関連するのかさっぱり分かりませんでした。
私は探偵に向いていないようです……ちょっと悔しいな……
映画の内容について熱く語るには、まだ公開日から1日しかたっていないので時期尚早でしょう
内容に触れないような感想となると、以下の2つがパッと思い浮かびます。
①諸伏高明が引用した故事成語が1個しか分からず、自分の古典知識の足りなさに衝撃を受けたこと
②蘭ねーちゃんが銃を持った黒タイツ犯人相手に素手で立ち回るのは危ないからやめてほしいということ
今回の映画に出てくる諸伏高明には、話す時に故事成語を多用するというクセがあります。
劇中にもたくさん故事成語が出てきました。
故事成語が出てくるたびに、発言者本人が解説してくれたり、蘭ねーちゃんが解説してくれたりしたので「困った……何を言っているのかさっぱり分からないぞ……」という事態に陥ることはありませんでした。
相手がボールを受け取れるようにしっかりフォローしてくれる、2人の面倒見の良さが光りますね。
最初から分かりやすく話してくれよ諸伏高明……と思わないわけでもありませんが……
蘭ねーちゃん武器を所持した犯人に素手で立ち向かいがち問題は、そばに父親である毛利小五郎がいなかったり戦える状態の刑事や大人がいない場合は、無抵抗で制圧されるわけにもいかない為、蘭ねーちゃんが戦わざるをえないのですが、まぁ、今回もそういう場面があったのですが、高校生はなるべく危険から遠ざけておきたい大人心です。
安全な場所で健やかに育ってほしいですね!
今公開中の「名探偵コナン 隻眼の残像」は、犯人がわかった状態でもう一回見ても楽しめる内容なので、もう一回見てみたい気持ちがあります。
「これはこういうことだったのか!」とアハ体験したいです。
また、故事成語を調べて復習予習バッチリの状態で映画を見て「あ!これ私知ってるよ!」「私も解説できますよ諸伏警部!」っていう風にもなりたいですね。