経済の話ーあなたの借金は誰かの財産 | cheeronの独言

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ぐち、ぼやき、メモ書き

昨日から、春の様な雨が降っています。1月にこんな暖かい雨って珍しいです。

買い物ついでに、河川敷でオオイヌフグリを探したけどまだ咲いてない。

きっと、また寒くなるんだろうな。

 

国債関連のニュースでは、
国の借金1114兆円で過去最大 国債や借入金など
こんな感じで借金主体で報道される。
我々国民(いや、私だけかも)が本当に知りたいのは、
国債の発行で、誰が得し誰が損するの?
である。

でも、マスコミも利益を追求する民間企業であり、感情を持っている人が作っているわけで
正確で、中立で、真実を・・・
なんて報道が出来るわけない!当たり前の話である。
※マスコミを批判する連中は、それらが出来るのかな?

私にとってのマスコミは、トリガーの役割だけで十分。
こっから先は、各自が勉強や調査して独自判断すればよい。
って事で、今回は経済の基本勉強で


【誰かの支出は誰かの収入】
図で証明しましょう。


全員の支出総額は10万+9万+5万=14万円
全員の収入総額は10万+9万+5万=14万円
支出と収入は一致しました・・・って、
支出と収入はペアになっているんだから、当たり前の話で申し訳ない!
これを式で表すと
総支出額=総収入額
この式は、日本全体や世界全体でも成り立つ。

さて、支出の事を消費とも呼びますから
総消費額=総収入額
この式からこんな格言が生まれます。
 

消費が下がれば、収入も下がる
消費が上がれば、収入も上がる

逆も然り
収入が下がれば、消費も下がる
収入が上がれば、消費も上がる


鶏が先か、卵が先か的な話ですが、人間には知恵があるので、
収入以上の支出はしない
収入を主体に置くのは当然ですよね?

しかし、現代社会では、

ローンやクレジットを使って収入以上の消費をする

なぜ?


【誰かの借金は誰かの財産】
これまた図でやります。


借金はAさんだけだから、
総借金額=10万円
残りの人の財産合計は
総財産額=1万+4万+5万=10万円
一致しました。

一人だけの借金だと証明不足かもしれないので、Bさんにも9万円借金して19万円支払ってもらいました。


総借金額=10+9=19万円
総財産額=14+5=19万円
ほら、一致したでしょ?
以上から
総借金額=総財産額
という関係式が出来上がります。

この式の「財産を資産」に「借金を負債」に変えると
総資産額=総負債額
まるで貸借対照表(バランスシート)の様です。
※貸借対照表は、資産総額=負債総額+純資産(資本)です。

この式の意味は色々と言えますが
誰かの負債が増えると、誰かの資産が増える
金持ちになるには、大勢に借金させる。

いやらしい格言が出来ます。

もう一つ、
総資産額ー総負債額=0
とっても虚しい式が出来ますが、これはまた別の機会に。


とりあえず、ここまでとして
原理1:誰かの支出は誰かの収入
原理2:誰かの借金は誰かの財産

この2つの原理を覚えて置いて下さい。
もっと知りたい人はMMT理論で検索してね。


国の借金である国債は、
きっと誰かの収入になって、
誰かの財産になってるハズ。

そう予想できますよね。
次回はそれを調べてみましょう。

 

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