「感謝しなさい」
「勉強しなさい」
「お手伝いしなさい」
と言って、そうなるわけはない。
そう分かっていても、言ってしまうのは
親の定めなんでしょうかねぇ。
でも、それを信じて黙って見守っていると
良いことがあると分かった日でもありました。
昨年、
ウチの区とニュージーランドの或る市が姉妹都市で、
中学生の国際交流イベントがありました。
地元の中学での受け入れに、
少しだけ通訳ボランティアで参加したさかい、
その時の報告書が送られてきました。
読み進めていくと、
ニュージーランドから来た中学生の子達、
ニュージーランドの中学生を
ホストファミリーとして受け入れた日本の中学生達が
国際交流の面白さだけでなく、
受け入れてくれた家族への感謝を
精一杯の表現で書いているんです。
中学生がこんなことまで考えているのかと、
少しジンとしました。
で、ところ変わって今日の我が家。
新高校生が、
「買い出し、手伝うよ」というので
買い物メモを渡すと、
「他に、ちょっとほしいもの、買ってきていい?」
というので何かと思うと…
夕飯にこんなの、作ってくれました♪
一口食べると、
中からチーズがとろ~ん。
脂っこいけど、おいしい💛
ニュースや動画を見ているだけでなく、
こういうキッカケにもなったようです。
当然普段お料理をしていないので、
思ったより時間がかかり、
いつもの夕飯の時刻をすぎてしまったことに焦り、
あ、ごめん、もう先にあるものを食べて。
いえいえ、お母さんが遅くなっても、いつもみんな待ってくれてるからな。
あら、優しいのね…
と、優しい気持ちにもなったようです。
ニュージーランドの子供たちも、
受け入れ側の日本の子供たちも、
ウチの子たちも、
そういう環境にもっていけば、
考えて、行動してくれるんやな。
自発力やな。

