夏休み初日…という意識のあまりない、
普通の土曜日と変わらへんような、そんな土曜日。
将棋道場に行った小さいカゾク1.から
「今、●●駅。これから帰るから。」
と、電話があってから20分後。
そろそろ家に着くころかいな~。
そう思てたら、また電話。
「●●区●●警察署です。」
え?は?もしかして、▲▲サギ?
それとも小さいカゾクがどうかした!?
急に胸がドキドキしましてん。
「御宅の■■君、○○を拾って届けてくれたんですが、
年齢的な問題がございまして、
保護者の方に確認を取らせて頂いています。」
あ゛~良かった。そういうことか。
電話の向こうに、お巡りさんに名前を聞かれて答える声がしてる。
遺失物届となると、
何日以内に持ち主が申し出た場合はどうするか、
何%分は拾い主が受け取る権利があるとか…
小さいカゾク1.が拾って届けたものは、
大人なら、そんなもの、持ち主が申し出るワケない、
と思うようなモノですけど、
それに対して、基本に忠実にお忙しい時間を割いて
ウチに電話をしてきてくださるお巡りさんの若い声
声だけ若いのかもしれん…
が、ホンマに申し訳なくて…
一通り説明をお聞きして、
「はい、全て放棄します。」
と、確認。
「オシゴト増やしてしまい、すみませんでした。」
と、申し上げると、
若い声のお巡りさん
「いえ、お母さん。」
「は、はい!?」
「今回の遺失物は、このような安いものでしたが、
■■君のやってくれたことは正しいことなので、
どうかお家に帰ったら、褒めてあげてください。」
「は、はい!!」
…「褒めてあげてください。」
ウチも他人には言う言葉やけど、
言われると、ドキっとする。
モノで溢れた世の中では、
いちいち届け出たって、
お巡りさんも面倒なだけ…
なんて、大人は自分でルールを作って、
自分で解釈してるだけかもなぁ。
それに、拾ったって、
安全かどうかも分からへん世の中やし。
何が基本で、何に注意して応用するのか、
教えて、理解させて、行動させるのは
一朝一夕の話やないですね。
さて、そうやって警察の電話にドキドキしていた間に、
「ボクはこの夏休みは、いっぱい本を読むんだ!」
と、天体の本を読み始めていた小さいカゾク2.
ちゃんと読書は進んでるんかいな~
そっと部屋を覗くと、
天体の本を枕に寝ておりました(^▽^;)。
お星さまの夢でも見てるんでしょうか。
もう一人の同い年のカゾクは、
ギター担いで合宿やそうです。
いつまでも青春のようで、
ええですねぇ。
さて、
警察沙汰小さいカゾク、
お巡りさんにも褒めていただいたんでしょうか。
上機嫌でカルビを頬張ってました。