基本と応用 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

夏休み初日…という意識のあまりない、
普通の土曜日と変わらへんような、そんな土曜日。

将棋道場に行った小さいカゾク1.から
「今、●●駅。これから帰るから。」
と、電話があってから20分後。

そろそろ家に着くころかいな~。

そう思てたら、また電話。

「●●区●●警察署です。」

え?は?もしかして、▲▲サギ?
それとも小さいカゾクがどうかした!?


急に胸がドキドキしましてん。

「御宅の■■君、○○を拾って届けてくれたんですが、
年齢的な問題がございまして、
保護者の方に確認を取らせて頂いています。」


あ゛~良かった。そういうことか。
電話の向こうに、お巡りさんに名前を聞かれて答える声がしてる。


遺失物届となると、
何日以内に持ち主が申し出た場合はどうするか、
何%分は拾い主が受け取る権利があるとか…

小さいカゾク1.が拾って届けたものは、
大人なら、そんなもの、持ち主が申し出るワケない、
と思うようなモノですけど、
それに対して、基本に忠実にお忙しい時間を割いて
ウチに電話をしてきてくださるお巡りさんの若い声
声だけ若いのかもしれん…
が、ホンマに申し訳なくて…

一通り説明をお聞きして、

「はい、全て放棄します。」

と、確認。

「オシゴト増やしてしまい、すみませんでした。」
と、申し上げると、
若い声のお巡りさん

「いえ、お母さん。」
「は、はい!?」
「今回の遺失物は、このような安いものでしたが、
■■君のやってくれたことは正しいことなので、
どうかお家に帰ったら、褒めてあげてください。」

「は、はい!!」


…「褒めてあげてください。」
ウチも他人には言う言葉やけど、
言われると、ドキっとする。

モノで溢れた世の中では、
いちいち届け出たって、
お巡りさんも面倒なだけ…

なんて、大人は自分でルールを作って、
自分で解釈してるだけかもなぁ。
それに、拾ったって、
安全かどうかも分からへん世の中やし。

何が基本で、何に注意して応用するのか、
教えて、理解させて、行動させるのは
一朝一夕の話やないですね。


さて、そうやって警察の電話にドキドキしていた間に、

「ボクはこの夏休みは、いっぱい本を読むんだ!」
と、天体の本を読み始めていた小さいカゾク2.
ちゃんと読書は進んでるんかいな~

そっと部屋を覗くと、
天体の本を枕に寝ておりました(^▽^;)。

お星さまの夢でも見てるんでしょうか。

もう一人の同い年のカゾクは、
ギター担いで合宿やそうです。
いつまでも青春のようで、
ええですねぇ。

さて、
警察沙汰小さいカゾク、
お巡りさんにも褒めていただいたんでしょうか。
上機嫌でカルビを頬張ってました。