小さいカゾクのお稽古事付き添いで、
商店街を通過。
皆が家路に急ぐ、
寒々しい冬の夕方は、
赤い提灯に
炭火に秘伝のタレが落ちて焦げる香りが
煙と共に嗅覚を刺激し、
一日の疲れと空腹感を
再確認…。
「お母さん、ボク今日、先生にシール
三枚貰ったよ♪頑張ったから、
焼鳥買って♪」
「エエよ♪」
「あ!今日はつくねが安いよ!!」
(そんなことまで、分かるようになったのね…)
「じゃあ…ぼんじりと…」
(あれ?特売のつくね、ちゃうの!?)
「あ、お母さんも食べるよね。
さっき、『う~ん♡』って、
言ってたもんね♪」
小さいカゾクの、物怖じしない
音量に、クスクス笑う若者男女(--;)
そんなことは、どうでもええんやけど、
やはりこの香りに負けそう。
「ねえねえ、ぼんじり一本足して♪」
と、
小さい声で小さいカゾクに懇願するウチ。
…かくして、
小さいカゾクと共に、
冬の夕方の誘惑に負けて、
焼鳥頬張りました~(ノ´∀`*)
次回はマスクして
通りすぎたい…(;´_ゝ`)