間の取り方 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

昨日は、小さいカゾクたちのピアノの発表会。

日本での発表会は初めてやさかい、
かなり「ウチが」緊張しました。

でも、また一つ、学ぶことがありましてん。

それは、「間」を取るにもスキルが必要、っちゅうこと。

今回は、リハーサル、その後のレッスン、
そして本番…と、
ウチのカゾク以外のお子さんの様子も、
ずっと観察しておりました。

もちろん年齢や経験によって、
またピアノの好き具合、親の力の入れ方具合で、

・ピアノの技術の高低
・音楽表現技術の高低
 そして
・練習の習熟度の高低

まあ、殆ど誰が見てても、聞いてても、
同じように分かるなぁ…というようなポイントがありました。

もう一つウチが気になったのは、

・「間」を楽しめているかどうか。

これは、
今までやってきた練習、
積み重ねてきた技術という、
長い時間の集大成を、
たった数分の一回きりの機会に、
どれだけ舞い上がらずに、
集中してアウトプットできるか、という力。

一般に女の子は、
真面目に勉強・練習するけど、
あがってしまいやすい。
せっかく今まで成績よくても、
受験になったら合格できない、
みたいなこと、よう聞きますけど、
ソレですわ。

今回も、リハではみんな、
がんばってましたけど、
本番では、
多かれ少なかれ、
緊張して早くなったり、
四分休符がつまってしまって
間隔がなかったり、

長~くフェルマータ~

というのも、
歌えなかったり…

そしてやっぱり、
一度間違えると、リカバーできるお子さんと
転落していってしまうお子さんの差もありました。

聴衆の静けさを
楽しむように、
間を取れる。
早くなってしまわない。
今までの練習を、
今まで通りに奏でる。

これはホンマに、難しいことなんや。
子供の頃から、
こうやって発表の機会を与えてもらうことは、
ピアノだけではなくて
これからの人生、
本当にチカラになるよ。

みんなにそう言いたくなるような、
そして自分でも
「間の取り方」
反省したくなるような
(これは「適度な休憩時間をつくる」ということも含め!!!)
そんな発表会でした。

ふう。

ひとつ、終わった。