まずは観察 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日、ちょっと確認したいことがあり、

お役所に行きましてん。


その方は、ウチの質問を笑顔で聴いてくださり、


一を聞いて十を知る


ぐらいの勢いで、説明を始め、

ウチに次の質問を許す隙も与えないほど、

完璧な答え。


でも。

ウチはなんか、こう、

しっくりしません。


なんでやろ。


その方の態度は悪いどころか、ずっと笑顔で、

ウチに良かれと、細やかにイロイロ説明くださいました。


でも、

その内容、大体ウチが知っていることでした。


じゃあ、ウチはなんでそこに行ったのか?


それは、一点、これでいいんやんな?と思いつつ、

少し自信がなかったことを確認したくて、

「そう、あなたの思っている通りです」

という一言が聞きたかったんですねぇ。


その方は、別にコンサルタントやありませんから、

丁寧に正しく説明された、

それだけのことです。


でも、コンサルタントとして学ぶべきは、

質問といっても大別して二つあって、


・知識や情報を知らないから聞く→答えは「何々」

・考えや事実が正しいかどうか聞く→答えは、「はい」か「いいえ」


…とまあ、ばかばかしいほど当たり前なこと、

改めて気づきました。

そして、相手がどちらの質問をしているのか…

これはしっかり相手を観察して、注意して見聞きするしか

ないんでしょうねぇ。


今日のウチは

…露骨に「『そうです!』って言ってよぉ~」って

イヤな顔をしてなかったんでしょうか…?