今日の日経新聞によると、
「政府は成長戦略の一環として、
優れた能力を持つ外国人を呼び込むため、
経営者や技術者を対象にした新しい永住権の創設を検討する。」
とのこと。
今まで、ウチは外国に行く方やったので、
日本が外国人の滞在について、
どんな政策をしてるのか、詳しく知りませんでした。
現状、10年滞在で申請できる永住権を、
5年滞在に短縮したり、
新しい永住権の種類として、配偶者の就労、
親や家政婦の帯同を認めたり、という特例を付ける方向らしいですわ。
少子高齢化の日本、
優秀な人材にはどんどん来てもらい、成長の一端を担ってもらいたい。
でも、日本語しか通じない国で、
年代的には子育て世代、コドモのケアも必要なので、
家政婦やら親の帯同もOKにする、
そういうことなんですね。
ええことのような気もしますけど、
同じことは日本人にも適用できひんもんやろか。
ウチが日本を出る前も、
そして今も、保育園の待機児童の問題は
変わってないような気もするし、
ダイバーシティだなんだというのであれば、
一斉に保育する保育園だけとちごて、
家政婦もどんどん育成すればええのとちがうやろか。
行政サービスで、
シニア人材を働く母の子の面倒を見てもらうような
そんなサービスもあるけど、ほんの一部です。
もっとそこの認知度を上げてもうて、
地域で子供の面倒を”有償で”見る、
若いお母さんは働いて社会貢献する。
こうしたら、
面倒をみるシニアの女性(男性でももちろんOK)も、
若ママも、
働いて収入も得、
よっしゃ買い物や~!となるワケですよねぇ。
だいたい消費拡大っていうけど、
消費サイフの紐を持ってるのは
女性の方なんですよねぇ。
ならば、女性にお金を稼いでいただかないと。
どないですか?
優秀な外国人の獲得は素晴らしいこと。
でも優秀な日本人を埋没させないことも大事やと思いますわ。