3年滞在で永住権 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日の日経新聞によると、

「政府は成長戦略の一環として、

優れた能力を持つ外国人を呼び込むため、

経営者や技術者を対象にした新しい永住権の創設を検討する。」


とのこと。


今まで、ウチは外国に行く方やったので、

日本が外国人の滞在について、

どんな政策をしてるのか、詳しく知りませんでした。


現状、10年滞在で申請できる永住権を、

5年滞在に短縮したり、

新しい永住権の種類として、配偶者の就労、

親や家政婦の帯同を認めたり、という特例を付ける方向らしいですわ。


少子高齢化の日本、

優秀な人材にはどんどん来てもらい、成長の一端を担ってもらいたい。

でも、日本語しか通じない国で、

年代的には子育て世代、コドモのケアも必要なので、

家政婦やら親の帯同もOKにする、

そういうことなんですね。


ええことのような気もしますけど、

同じことは日本人にも適用できひんもんやろか。


ウチが日本を出る前も、

そして今も、保育園の待機児童の問題は

変わってないような気もするし、

ダイバーシティだなんだというのであれば、

一斉に保育する保育園だけとちごて、

家政婦もどんどん育成すればええのとちがうやろか。


行政サービスで、

シニア人材を働く母の子の面倒を見てもらうような

そんなサービスもあるけど、ほんの一部です。

もっとそこの認知度を上げてもうて、

地域で子供の面倒を”有償で”見る、

若いお母さんは働いて社会貢献する。

こうしたら、

面倒をみるシニアの女性(男性でももちろんOK)も、

若ママも、

働いて収入も得、

よっしゃ買い物や~!となるワケですよねぇ。


だいたい消費拡大っていうけど、

消費サイフの紐を持ってるのは

女性の方なんですよねぇ。

ならば、女性にお金を稼いでいただかないと。


どないですか?

優秀な外国人の獲得は素晴らしいこと。

でも優秀な日本人を埋没させないことも大事やと思いますわ。