人が足りない! | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

人が足りない!!!


この地、この国で!?


そう思うことが、近頃、ようあります。

「世界の工場」やった中国も、

「もう3Kは嫌よ!」とばかりに、

都市部を中心に若者は工場での単純労働を離れ、

華やかな第三次産業にあこがれていく…


そんな状況なんでしょうか。


今日は、ある日本食レストランのマネージャーを

されている、こちらの女性に話を聞きましてん。

最近開店となったレストラン、

オープン当初は人も多くないだろうから、

ホール係さんもOJT(現地教育)で教えよう、

そない思うてはったんですけど、

これがなんと、見事に裏目に。


オープン当初から物凄い人気で、

嬉しい悲鳴なんですけど、

そこは忙しさを嫌がるこちらのスタッフさん、

一日二日で「こんな忙しいのなら疲れる。イヤ」と、

何人辞めていったことか。


そんな店側の事情も知る由もなく、

お客はどんどん増え、更に人が足りひんから

このマネージャーさんまでお盆を持って

動き回ったそうですわ。


そしてなんぼ募集しても、

なかなか人が集まらへん。


こちらも私立大学もでき、

「大学進学」が珍しくなくなったぶん、

大卒のありがたみもなく、就職難という話もききます。


でも、

レストランのホール係や工場労働はいや。


需給の総数は合っていても、

なかなか当てはまらなさそうですねぇ。