先日、
我が家に来られたある中国人家庭教師のことば、
ちょっと感じることがありましてん。
その先生、若い女性ですけど、
我が家でウチの家族へのレッスン後
(何のレッスンかは、内緒ね!)
帰宅する際に彼女の脱いだ靴を
ウチが揃えておき、
また他の靴も並んでいるのを見て、
「うわぁ~、なんてキレイに並べられた靴!!
中国人はこんなこと、見習えない!!」
そういって、お帰りになりました。
靴の並び方”ぐらい”で感動してくれはる方、
こちらも「すごいなあ」と思いました。
こうやって、ある意味「サービス」がカタチになっていると、
気持ちいい、と感じる人がいて、
それをまた別の人に施すことで、
文化なり、サービス精神というのは伝播・浸透していくもん
なんかな…と思ったり。
しかし、この国は今まで、そういう「サービス」の感覚に
慣れておられないようです。
施されても、この先生のように気づかへん、
有難い、すごい、気持ちいいと思わへん、
そんな人の方が、まだ多いんかもしれませんねぇ。
日本人も皆、靴を揃えるワケではないですけど、
(結構少なかったりして…!!)
なんとなく、自然と動作にでるような、
心からのサービス精神をこの社会に植えつけるには、
時間と努力が必要な気もしましたわ。