先週の某スポーツ大会で、
あるチームに頂いたトロフィーと楯について、
チームにひとつしかないと、ケンカになるので、
レプリカを作れないか!?
そんな声があがりましたので、
某日本人社会のお世話役をしているウチは、
トロフィーや文具、額縁や画材などのお店が並ぶ、
福州路へ参りましてん。
で、たくさん並んでるので、
数軒同じようなことを聞いてみましてん。
値段的には、楯500-600円、トロフィー1500円程度で作れるんですけど、
「複製」となる場合、
文字やロゴが必要。
そこでどの店も、「電子データ、ありますか?」との質問。
そら、ありません。
ところが、
あるお店では、「お!この企業とこの企業のロゴデータ、
持ってますよ!!以前受注したから!!」と、
やる気マンマン。
そ、それって…
以前、日本の某印刷系企業さんのお話を聞いたとき、
メーカー等から「お借りした」ロゴやキャラクターのデータ管理は、
非常に厳しく行われていることをお聞きしました。
もちろん、
横流しにしようものなら、もう信用ガタ落ちですからねぇ…
そんな話も頭をよぎり、
「あ、じゃあ、条件だけ聞いて、欲しい人が何人いるか、確認しますね~ばいばい~」
と、
帰ってきてしまいました。
これは、違法どうこう、ではなく、感覚の問題なんですねぇ。
社会的に「商標の登録」や映像、文章、絵画、意匠の著作に関する感覚が、
まだまだ薄いんでしょう。
ただ、世界的に著作権保護は当たり前になってるのに、
(ウチの以前住んでたロシアも疎かった…)
この辺りの管理なしでの経済成長は、ちょっと大変な部分ですねぇ。
ほんまに文化や思考というのは、
一朝一夕で変えられるものやない、ということ、
また今日も痛感しましたわ。
で、トロフィーは…
オリジナルでも作りましょか。
…などど考えながら、
南京東路の歩行者天国までてくてくやってきて、