昨日、中国国家統計局が発表した5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は
前年同月比3.0%とのこと、
4月の3.4%を下回り、約2年ぶりの水準に下がったそうですわ。
毎月毎月の発表で、
インフレ加速とか下落傾向云々とか、一喜一憂してても
仕方ないですけど、全体的にはまあ、
なんとなく落ち着いてるのかな~っちゅことなんでしょうか。
いやいや、
実際住んで生活してるもんには、
とてもそんな風には思えません。
なぜなら。
CPI上昇率が3.0%なのは、全カテゴリ平均であって、
一般消費者にとって、
まともに痛手となり、生活に直撃するのは、
食費なんですねぇ。
ほんで、消費者物価のうち、
食品の上昇率は前年同月比6.4%上昇
うち、野菜は31.2%上昇
なんやそうです。
これも前月比では、
わずかに上昇率が鈍化してるみたいですけど、
美味しい中華は野菜たっぷりですもんねぇ。
家で作るにしても、レストランに行くにしても、
食の国でこれはちょっと、
厳しい数字ですわ~。
ついでに、
食の「安全」が重視の傾向にある社会風潮、
「有機野菜」と銘打ったブランド高額野菜が
ずらずらと店頭に並び、
野菜の価格高騰に拍車をかけてるのでは…?
と、安全も価格も大事な
現地生活者の悩み事でした。