5月の消費者物価指数 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

昨日、中国国家統計局が発表した5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は

前年同月比3.0%とのこと、

4月の3.4%を下回り、約2年ぶりの水準に下がったそうですわ。



毎月毎月の発表で、

インフレ加速とか下落傾向云々とか、一喜一憂してても

仕方ないですけど、全体的にはまあ、

なんとなく落ち着いてるのかな~っちゅことなんでしょうか。


いやいや、

実際住んで生活してるもんには、

とてもそんな風には思えません。


なぜなら。


CPI上昇率が3.0%なのは、全カテゴリ平均であって、

一般消費者にとって、

まともに痛手となり、生活に直撃するのは、

食費なんですねぇ。

ほんで、消費者物価のうち、


 食品の上昇率は前年同月比6.4%上昇

 うち、野菜は31.2%上昇


なんやそうです。

これも前月比では、

わずかに上昇率が鈍化してるみたいですけど、

美味しい中華は野菜たっぷりですもんねぇ。


家で作るにしても、レストランに行くにしても、

食の国でこれはちょっと、

厳しい数字ですわ~。


ついでに、


食の「安全」が重視の傾向にある社会風潮、

「有機野菜」と銘打ったブランド高額野菜が

ずらずらと店頭に並び、

野菜の価格高騰に拍車をかけてるのでは…?


と、安全も価格も大事な

現地生活者の悩み事でした。