上海で、日本人が住む住居には、
普通の集合住宅だったり、
(門衛ぐらいはいたり…)
また、サービスアパートと呼ばれる、
長期滞在型ホテルのような、
ちゃんとしたフロントもあり、住人はいつでも
フロントに連絡をできる、というようなところもあります。
ウチは後者で、
明日から一時帰国やさかいに、
ガス代・水道代やら、払ろとかな!!と
フロントにやってきたところ、
前の日本人奥様が、
日本語の上手なフロントの方に対し、
「我が家のお手伝いさんに、
このメモを中国語に訳して、説明して渡してもらえませんか?
二点あって、ひとつは…」
と、どうやら掃除方法の不満点をご指摘されていたようです。
ほんま、
フロントさんが皆さん日本語上手やと、
助かります。
そやけど、
このお願いはどやろ。
ウチはお手伝いさん使ってません。
とりあえず、忙しいですけど、自分がやりたいように(ある程度こだわって)
掃除したいのに、こちらの方に任せると、”私基準で”満足できるものでは
ないことが予測できるから、(それが却ってストレスになると思うから)頼まへんのですわ。
でも、ここではアイさん(お手伝いさん)が結構当たり前のように
使われます。日本人奥様も、です。
すると、自分基準そして、日本基準で物事を図ってしまうんですねぇ。
だって、時給30元(360円~400円弱)程で雇用してはるんでしょ?
安いのには、その理由がある、っちゅうこと、
考えなあきませんねえ。
中国の、物価が安いところだけ喜んで取り入れ、
それで品質が悪いと文句を言う。
単に物価の格差の問題ではないということ、
意識できる方は、なかなか少ないのかもしれません。