時給30元には時給30元の… | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

上海で、日本人が住む住居には、

普通の集合住宅だったり、

(門衛ぐらいはいたり…)

また、サービスアパートと呼ばれる、

長期滞在型ホテルのような、

ちゃんとしたフロントもあり、住人はいつでも

フロントに連絡をできる、というようなところもあります。


ウチは後者で、

明日から一時帰国やさかいに、

ガス代・水道代やら、払ろとかな!!と

フロントにやってきたところ、

前の日本人奥様が、

日本語の上手なフロントの方に対し、

「我が家のお手伝いさんに、

このメモを中国語に訳して、説明して渡してもらえませんか?

二点あって、ひとつは…」

と、どうやら掃除方法の不満点をご指摘されていたようです。


ほんま、

フロントさんが皆さん日本語上手やと、

助かります。


そやけど、

このお願いはどやろ。

ウチはお手伝いさん使ってません。

とりあえず、忙しいですけど、自分がやりたいように(ある程度こだわって)

掃除したいのに、こちらの方に任せると、”私基準で”満足できるものでは

ないことが予測できるから、(それが却ってストレスになると思うから)頼まへんのですわ。


でも、ここではアイさん(お手伝いさん)が結構当たり前のように

使われます。日本人奥様も、です。

すると、自分基準そして、日本基準で物事を図ってしまうんですねぇ。

だって、時給30元(360円~400円弱)程で雇用してはるんでしょ?

安いのには、その理由がある、っちゅうこと、

考えなあきませんねえ。


中国の、物価が安いところだけ喜んで取り入れ、

それで品質が悪いと文句を言う。

単に物価の格差の問題ではないということ、

意識できる方は、なかなか少ないのかもしれません。