今日はオフィスで一件の売買契約書の相談がありましてん。
洋の東西を問わず、
契約書っちゅうもんは、紙っきれでありながら、
後で問題が起こったとき、初めの約束事の証拠として
威力を発揮する、そんなもんですわ。
お商売がうまくいってるときは、別に口約束でも、
全く問題ないんですけど、
トラブルになると、契約時にニコニコやった当事者も
鬼に変わります。
そんな時のために、
冷静に判断できる契約時に、ちょっといやらしいようでも、
細かいところまで紙の上で確認し、互いにサインし、
形に残しておく。
そういうことが、大事なんですねぇ。
ウチの首席顧問スタッフさんと話してましたら、
「ええやんかさん、中国では
『先小人、后君子 : シィエン・シャオ・レン、 ホウ・チュイン・ズ』
ということばがあります。まさに、契約書の意味ですね。」
と、教えてくれはりました。
「備えあれば、憂いなし」とも言えそうですねぇ。