契約書は「先小人、后君子」 | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日はオフィスで一件の売買契約書の相談がありましてん。


洋の東西を問わず、

契約書っちゅうもんは、紙っきれでありながら、

後で問題が起こったとき、初めの約束事の証拠として

威力を発揮する、そんなもんですわ。


お商売がうまくいってるときは、別に口約束でも、

全く問題ないんですけど、

トラブルになると、契約時にニコニコやった当事者も

鬼に変わります。

そんな時のために、

冷静に判断できる契約時に、ちょっといやらしいようでも、

細かいところまで紙の上で確認し、互いにサインし、

形に残しておく。


そういうことが、大事なんですねぇ。


ウチの首席顧問スタッフさんと話してましたら、


「ええやんかさん、中国では


  『先小人、后君子 : シィエン・シャオ・レン、 ホウ・チュイン・ズ』


ということばがあります。まさに、契約書の意味ですね。」


と、教えてくれはりました。

「備えあれば、憂いなし」とも言えそうですねぇ。