連日の放射能汚染のニュース、
気にしながら見てます。
日本の国民には、パニックにならないよう、
ニュースキャスターや政府高官が話しているのは
よく聞かれますが、全て国民向け。
もちろん、一義的には日本のことなので、
日本人に伝えることは大事です。
でも、
海外にいて、
塩がないなどのパニックが起こり(もう、中国だけじゃないみたいですねぇ) 、
デマのチェーンメールが溢れ、
関西や九州に居ても日本から脱出する外国人が多いのは、
国民性の問題以外に、
日本語による日本人向けアナウンスしかしていないからなのでは?
と思うんですわ。
地震が起こる前、
日本は不景気にあえぎ、市場を求めて海外に出て行かないと…
という状況でした。
と、いうことは、今も尚、いや、今後尚更、
海外向けにも、
「何がどの程度問題があり、
何を注意しなければいけないか、
どこなら安全なのか。」
を、もっと外国語で (当面は英語と中国語で十分やと思いますけど)
或いは外国メディア向けに発信せえへんと、
どんどん日本製品の買い控えが起こり、
観光客も減り、
被災地を支えていかねばならない
非・被災地の産業まで悪影響を与えると思います。
政府リーダーシップは、
国内のみならず、国外にも力を発揮してほしいなぁ、と
上海で思うてます。