もっと外に目を | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

連日の放射能汚染のニュース、

気にしながら見てます。


日本の国民には、パニックにならないよう、

ニュースキャスターや政府高官が話しているのは

よく聞かれますが、全て国民向け。


もちろん、一義的には日本のことなので、

日本人に伝えることは大事です。


でも、

海外にいて、

塩がないなどのパニックが起こり(もう、中国だけじゃないみたいですねぇ) 

デマのチェーンメールが溢れ、

関西や九州に居ても日本から脱出する外国人が多いのは、

国民性の問題以外に、

日本語による日本人向けアナウンスしかしていないからなのでは?

と思うんですわ。


地震が起こる前、

日本は不景気にあえぎ、市場を求めて海外に出て行かないと…

という状況でした。


と、いうことは、今も尚、いや、今後尚更、

海外向けにも、

「何がどの程度問題があり、

 何を注意しなければいけないか、

 どこなら安全なのか。」

を、もっと外国語で (当面は英語と中国語で十分やと思いますけど)

或いは外国メディア向けに発信せえへんと、

どんどん日本製品の買い控えが起こり、

観光客も減り、

被災地を支えていかねばならない

非・被災地の産業まで悪影響を与えると思います。


政府リーダーシップは、

国内のみならず、国外にも力を発揮してほしいなぁ、と

上海で思うてます。