北京の最低賃金、さらにアップ | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

新華社のニュースですけど、

今年6月に20%Up したばかりの北京の最低賃金、

来年1月1日で、さらに21%Upして、

月収1160元(175ドル:約15,000円)になるそうですわ。


単純に、インフレっちゅうことも

あると思いますけど、

どうやら労働力不足も賃金上昇の要因のようですねぇ。


もちろん、

世界の4分の1の人口の国。

スケールが違います。


身近な例では、

上海近郊でアパレル工場を営む知人のお父さん、

労働力不足でお悩みだそうです。

地方の若者は、

アパレルよりも、

自動車業界など、重工業系に流れるらしいですわ。


もちろん、もちろん、

これは傾向の話であり、

依然、この大陸には巨大な人口があり、

そして、労働コストもまだまだ、

先進他国と比較すると低いものなんですけど。


でも、中国へ進出をお考えの経営者さんは、

この国の現状と

方向性、そしてそのスピード、

把握しはったほうがよろしおすねぇ。