出発の朝に掃除はNG? | 中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

中小企業診断士@新加坡→上海→東京     こんなこと、考えてみましてんけど…

シンガポール→上海、そして5年の時を経て東京に戻った、
アジア系の国際派&関西系中小企業診断士ですねん。
シンガポールではちょっとだけ独立開業、
上海では某支援機関勤務。
東京では、どんなシゴトができるやろか。
それは…お楽しみ…!!

今日、二年ぶりの日本一時帰国ですねん。

飛行機の時間まで、ちょっと余裕あるし、

もう掃除も、シーツの洗濯も済ませてしまいましてん。


ほんで、ふと、思い出しました。

ウチがロシアにいた頃(1993~1995年)、

やっぱり一時帰国の出発の朝、自分の部屋の掃除や、

今まで寝ていたシーツの洗濯をしておりましてん。

(その下宿先は洗濯機がなく、ウチは2年間手洗いしてました。

Gパンは、浴槽に入って、タワシでゴシゴシしてましてん。

これ、ちょっと自慢!)


すると、下宿先のロシア人のお婆ちゃん、

「お~、何してるの~?

ロシアでは、昔から、出発の朝に掃除すると、その場所に戻って来れなくなるって

言われてるんだから、そんなことしちゃだめ!!

私が大家なんだから、そんなぐらい、するわよ~。」 (以上、ロシア語)


と、言われたものでした。


ロシアは中国よりも広い国土を持つ、

大らかな国民性の国やと思います。

出発の朝に、そんなセカセカしたら、あきませんのえ。っちゅう意味

なんかもしれませんねえ。


因みにロシア語で、旅立つ人に

「行ってらっしゃい!」

というときは、


「シェスリーババ・プッチ!」


といいますねん。

シェスリービィは”幸せな” (でも、この場合は、目的語なので、形容詞なのに語尾が変化します)

プッチは”道”。

幸せな道中を、という意味ですわ。


さ、忘れ物ないか、

確認しましょか。


パカ!(ロシア語で、「じゃあね!」)