2番目に好きなことを仕事に、1番目に好きなことは趣味に
今月の初めから
編み物にハマっています。
編み物をするのは
6年ぶりくらいかな
もともと手芸が好きで
ときどき何か作りたい欲求が
ムクムクと湧いて
ここ数年はミシンでマスクを
作ったりしていたのですが
Eテレの
すてきにハンドメイドで
紹介されていた
綿糸で編むアームカバーが
すごく好みだったので
自分で作ってみたくなりました。
ちょうど
買ったきり使っていなかった
綿の糸がアームカバーに
もってこいのものだったので
即、編み物スタート
初めて
小さい輪針で編み始めたのですが
ムチャクチャやりにくいっ
手がつりそうになるし、
肩には力が入るし、
集中して体温上がるから
ホットフラッシュの
スイッチが入りまくって
運動もしてないのに
運動してる並みの大汗が
目もキョーレツに疲れて
数段 編んだらグッタリ
楽しむはずの時間が
まるで苦行のよう・・・
それでも
「いや、手が慣れてくれば
きっと楽しくなるはず」と
自分に言い聞かせ
少しずつ
やりやすい動作を探りながら
編むこと一週間。
ついに手が慣れてきて
今では楽しめるし
ペースもだんだんと
上がってきました~
編み始めたときは
夏が終わるころになっても
仕上がらないかも・・・と
思っていましたが
現時点でこのくらい編めました
編み物の基礎がほとんどなく
テキトーに作ってるので
ちょっと変な部分もあるのですが
趣味なんでとっても気楽
これ、売り物にするなら
もっとちゃんとしないといけないし
納期が絡んできたりして
楽しむ気持ちが
薄らいじゃうんだろうなぁ。
20代のころ
和裁を仕事にしようとした時が
そうだったもんなぁ。
縫物そのものはすごく楽しくて
時間も忘れるくらい
好きなことだったけど
仕事にしようとしたときから
いろんなプレッシャーが生まれて
「楽しい」なんて
言ってられなくなってました
そういうプレッシャーを
楽しめる人も世の中にはいるので
そういうタイプの人は
続けられるんだろうけども
私にはムリでした
「あんなに縫物が好きだったのに
今はつらいものになっちゃった」と
好きなものが苦痛のもとに
なってしまったことが
残念というか、さみしいというか
気持ちの整理がつくまで
時間がかかりました。
もうお亡くなりになっていますが
俳優の緒形拳さんは
俳優業のかたわら
趣味として書道をずっと
続けてらしたそうです。
緒形拳さんが
一番好きなことは書道で、
二番目に好きなことが
俳優だったそうなのですが
なぜ書道家になろうと
しなかったのかというと
一番好きなことを仕事にしたら
心から楽しめなくなってしまうだろう
と思ったからだそうです。
私は和裁を仕事にするのを
あきらめた後、
「もっと頑張るべきだったのかなぁ」
「和裁が好きとか言いながら
それほどでもなかったのかなぁ」
と、後ろめたいような
気持ちになっていましたが
緒形拳さんの
エピソードのおかげで
「無理して好きなことを
仕事にしようと
しなくていいんだ。」
「好きなことに
しがみつかなくていいんだ」と
心が解放されました
あなたももし
「好きなこと、やりたいことを
仕事にしたい」
ということに こだわり過ぎて
ぜんぜん前に進んでいかない
それがツライ
という状態になっているのなら
無理に好きなことを
仕事にしようとせず
・苦もなくすんなりできること
・好きとまでは言わないけど
イヤでもない得意なこと
・よく人から頼まれること
これらを活かした仕事を
始めてみるのも
いいかもしれませんね
そして
一番好きなことは仕事にせず
趣味として
純粋に楽しむためにとっておく。
それも心豊かに生きる
ひとつの道なのかなぁと思います。
好きなことを仕事するのは
ちょっと横に置くとして・・・
じゃあ、なにを基準に
仕事を決めたらいいの?
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