『有毒少年』 CBGKシブゲキ!! 19時開演
作・演出:末満健一(ピースピット)
出演:木戸邑弥(有毒少年)、昆夏美(無毒少女)、三倉茉奈(読書家)、丸尾丸一郎(黒猫)、西山宏幸(夜空)、君沢ユウキ(ブリキの大公)、水野小論(青蛇)、伊与勢我無(ピエロ)、上田結(時計兎)、小松利昌(石帽子)、六角慎司(幽霊)、竹下宏太郎(蠅男)、姜暢雄(蝙蝠)、シルビア・グラブ(魔女)
その街は、不思議な者たちで溢れかえっていた。
地下水路に人知れず暮らす有毒少年は、
街に暗躍する怪盗蝙蝠によって地上へと解き放たれ、
蠅男率いる落ちぶれたサーカス団に身を寄せることになる。
産まれたときから屋敷の塔に幽閉された
無毒少女はそんな彼の境遇に自分を重ねあわせる。
相容れぬ星のもとに生れ落ちたふたりが
めぐり逢う時、絡み合った運命の糸はほつれ、
人々を「孤独」に縛りつける街の秘密が
解き明かされてゆく。
関西演劇界を牽引し
「いま最も観ておくべき作・演出家」と評される
末満健一が東京初進出。
絢爛と憂いを帯びた
ダークファンタジーの世界を目撃せよ。
↑上の文章は、リーフレットから借用いたしましたが、まさしくその通りの舞台でした。
本当に絶対見逃したらもったいないですよ。
特に観劇を趣味にしていらっしゃる方は、この舞台を観ないと後悔すると思います。
初日を観劇して、とってもぜいたくな時間、空間にどっぷり浸って、不思議な感動を味わうことが出来ました。
わけのわからない世界の、わけのわからなくなった真相が、まさか、そういうわけやったやなんて!私には全然予想もつかなかった結末。
なぜか涙がこぼれてしまったのは、可哀想とか同情とかでは無く、その世界観に引き込まれて感動したっていうか、なんて言えばいいんでしょう・・・。なんか、絵画を観賞して感動するのに似てる感じかもしれません。
劇場が小さいせいもあるかもしれませんが、すっごい引き込まれてしまうのは、作品そのものもあるでしょうし、演出や出演者の熱のこもった芝居もろもろの相乗効果なんでしょうね。
シルビアさんと夏美ちゃんの歌はとてもすばらしくて、こんな近くで見られる(聞ける)のかと、これまた感動物です。オケピが無い分、どの席に座っても帝劇最前列同様のお値打ちですよ。
大好きな姜くんの蝙蝠は、手足がスラッと長くて、すっごく素敵!メイクは結構濃いめやと思いますが、ちゃんと自分で出来たんかしらん・・・。
かっこいいキャラと、おちゃらけキャラが入り乱れてるのは、姜くんそのまんまみたいでした。○○○○○のモノマネまでやってたし(笑)丸尾丸さんが、お前の方がうまい!と(笑)
待望の歌、ソロが少しありましたよ。やった~♪
オッケーのポージングは、うまく決まったり、よれよれしたり、どっちもありのところが、これまたいいです!
そう、ファンタジーの世界の中には、笑えるところも盛り沢山!ユーストで言ってた、あの箇所とか、この箇所とか(^^)本役以外も注目するようにとのお話でしたけど、ほんまにそれも見所の一つです。
群集としてのみなさんの動きも、また注目に値するもので、この方もこちらの方々も眼で追いたくなってしまって、複眼やと良かったのに、と思ったくらい(笑)
これは、もう複数回観るしかないですよ。みなさん!
あと、ちなみにエンディングの楽曲は新しいものになっていましたが、サーカス団の歌のところは、事前にユーチューブで再演Ver.で予習しておくと、より一層楽しめると思います。
上演時間は2時間30分(一幕70分、休憩10分、二幕80分)
女子トイレの個室は5つ。ホワイエ?というかロビーには、3人掛け用の長いすが2つほど。
気をつけないといけないのが、座席に座ったときのヒザと前の席の背もたれが、非常に接近しているため、センター付近の席の人は、早めの着席がいいと思います。(要は狭くて通れないということです。ハイ)