こんにちは、今日は夜の鷹司編の
ストーリーのネタバレです。

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私は周りに知られないように、鷹司の部屋
を訪れていた。
あいら『鷹司…?』
鷹司『あいら?』
鷹司は少しだけ眉を上げて、襖を開いて、
私を招き入れてくれる。
鷹司『どうかしたのか?』
あいら『ううん、特に用はないんだけど…』
(本当に、これだけの理由で来てしまった
から、言うのが少し恥ずかしい…)
あいら『…鷹司に会いたいなって思った
            から』
視線を彷徨(さまよ)わすと、鷹司は少し
意地悪く笑った。
鷹司『今日の昼間も、公務の間に会った
         だろ?』
あいら『そうだけど…』
(今日はいつもより、鷹司の側にいたい)
心に想うその一言が言えなくて、私は
膝の上で手を握っていると、
鷹司は私の手にそっと手を重ねてくれる。
鷹司『お前が甘えてくるの、珍しいな』
あいら『そうかな…?』
鷹司『ああ、いつも一人で頑張ろうと
         するだろ』
(確かに、あまり甘えるのは得意じゃない
かもしれない…)
優しく触れる手を見つめていると、鷹司は
私を引き寄せて、抱きしめた。
鷹司『まあ、頑張ってるのも、お前らしく
         ていいけど』
      『甘えるお前も、…可愛い』
鷹司の声が耳元で響いて、私の胸は高
なっていく。
耳に触れる鷹司の髪がくすぐったくて、
思わず首をすくめていると、
鷹司はぽつりと呟いた。
鷹司『急に会いたくなる時って、あるよな
         …』
あいら『鷹司も、会いたいと思う時って
            あるの…?』
鷹司『……当たり前だろ』
(鷹司も同じように思うときがあるなんて
…なんだか嬉しくて、くすぐったい)
鷹司は、少し照れくさそうに言うと、
私を抱く腕を強くする。
鷹司『想い合ってるのが分かってれば、
         平気になるだろうって思ってたけど』
     『余計に会いたいって思うもんなんだな』
少し困ったように言いながら、鷹司の唇
が、私のうなじに触れる。
あいら『…っ……』
思わず首を逸らしていると、鷹司は私の
帯に手を掛けた。
鷹司は緩んだ衿を広げていって、背中に
口づける。
あいら『…ぁ…鷹司…』
鷹司『お前を好きになればなるほど、
         気持ちの収まりがつかなくて』
      『どれだけお前に想いを伝えても、
        伝え足りない気がする』
あいら『私もその気持ち…すごく分かるよ』
(だから…ここへ来たんだ)
微笑んでいると、鷹司の手が私の頬を柔ら
かく包んだ。
指で、紅を塗った唇をそっとなぞる。
鷹司『この紅も、俺のためにつけてくれた
         って思っていいか?』
      『いつもよりそそられて…口づけたく
        なった』
あいら『うん…』
(鷹司に気づいて欲しくて付けてきたから…
嬉しい)
鷹司の唇が、私の唇と重なる。
あいら『…ん、……っ…』
鷹司『ほんと…ずるいぐらい可愛いな』
口づけられながら、鷹司が私の着物を引き
下げていく。
露わになった肌を、鷹司の指先が撫でて
いった。
鷹司『お前の全てが大切で、…絶対に
         手放せねえ』
(私も、鷹司に回すこの腕を…絶対に
離せない)
敏感なところを撫でられて、身体を火照ら
せながら、
私は鷹司に、一晩中求められていった
……ー

やっぱり夜編のストーリーの方が
甘々でした。
次も楽しみにして下さい。