先月のマストノルマとして日英反訳と、社説日英をほぼ毎日やってきました。
これは表現の幅を広げたいから。
日英は助長になるし、同じ単語ばかりつかっちゃう。
英日も洗練された日本語がなかなかでてこない。
継続は力なり。
毎日やっていると「みちがえるように」とは言えなくても、少しずつ少しずつ進歩しています。
なので、今月も!と安直に思っていたのですが、鶴田先生のコラムを読んで少し考えなおしました。
先生はオバマ大統領の演説を通訳を担当された時のことを書かれていて、
原稿があるとかえって字面に引きずられ、単語→単語と置き換えたような訳となり耳に優しくない訳出になることがある。
かえって
・耳からの情報
・メッセージを伝えようとする気持ち
・自分の言葉で伝える
とよい結果になることが多い。
と書かれていました。
ふと振り返ると、私の2月のマストノルマ目で見て訳出するものがほとんどなんですよね。
反訳も社説は100%紙ベース。
サイトラはTEDなど音声とスクリプトが手に入るスピーチ系を使うことがほとんどですが、内容や流れを掴むために音声は使いますが、サイトラ自体をするときは紙ベース。(その後逐次・同時練習ではまた音声練習に戻りますが。)
通訳は音がメッセージ元になるのだから、やはり耳を使う練習ももっと必要なのではないかと思い
マストから社説訳出を外し、スラッシュリスニングと日英・英日訳出を一軍いりさせました。
紙ベース(目)でしっかりとした表現力を養いながら、音声(耳)を使って耳からの情報処理回路をより発達させ、メッセージをくみ取る力、それを自分の言葉で表現する力を3月は養っていきます。
先輩方の示唆は本当に偉大です。
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