リプロについてリサーチをしていたら、通訳者で元通訳スクール講師やまやまさんの情報もりだくさんなブログ を発見しました。


中でもサイトラのやり方 がいいな~と思いました。


詳しくは↑リンクにとんでいただきたいのですが、やまやまさんは

1..黙読をし、わからない単語を調べる

2.声を出してサイトラをする。うまくできなかった理由を自己分析。

3.自己分析しできない理由を洗い出したうえで、再度サイトラ

というやり方をお勧めしています。


これまで私は、講師からのアドバイスを参考に、スピーチなど話されることを前提としているものを素材として、同じ素材を複数回やるようにしてきました。


まずは、ぶっつけでサイトラをします。

わからない単語は推測かカタカナでだします。スラッシュを入れるところが長すぎて処理しきれなかったり、逆に短くて物切れだったり・・・)

次にひっかかった単語を調べたり、うまく処理できなかったところや言い回しに注意しながら、あたまからもう一度やります。

サイトラBoxという名のサイトラ素材をあつめたファイルの一番下に入れ、次の出番がくるまで寝かせます。


複数回まわすこと前提なのですが、リサーチすると面白そうな素材が沢山出てきて、次々に新しいものがたされ、ファイルは日に日に厚くなり、以前やったものを短期間で複数回まわすというのは理想とおわってしまっています。

素材を厳選すればいいだけの話なのですが、性格なのかできないんですよね。


これまでの一番よくない点は、単語や処理できなかったところを注意してサイトラしているものの、総仕上げとして定着をはかるための3回目がなかったんですね。


サイトラはぶっつけでやるものという固定概念があって、やまやまさんがお勧めしているように、最初に黙読をしてしまうと、いざサイトラするときに予測しながら処理できないのでは?と思ったのですが、思えば、最初の黙読で予測しながら処理することに重点をおき、2回目のサイトラ自体では訳出自体に注力し、訳出に力をさいたにもかかわらずできなかったところの理由を自己分析することで、弱点を浮き彫りにできるんですよね。

3回目の訳出はデリバリーの美しさも意識しながらやるといいですね。


やまやまさんのお勧めをCheer風にアレンジして取り組み始めました。


1.スラッシュをいれながら先の展開を予想、情報処理しつつ黙読。わからない単語はアンダーライン。

2.わからない単語を調べる。団体名等固有名詞と日英対の訳でOKのもの(例えばnew year's resolution =新年の抱負とか、Pneumonia=肺炎といったような単語)は英和辞書で調べます。動詞や形容詞などは英英辞書で調べ語義を理解し、その文脈においてぴたりとくる日本語らしい日本語をあてます(場合によって英和辞書も調べる)

3.声を出してサイトラ。できなかった部分を自己分析。

4.自己分析をいかして声に出してパフォーマンスの美しさを意識しながらサイトラ。

5.録音してパフォーマンスを自己評価しながら完全になめらかにできるようになったらその素材は卒業。


このやり方で基礎力を積み上げ、やまやまさんがおっしゃるような初見への対応力もも養っていきます。


1つの素材に時間がかかってしまいそうなので、自分が読みたいと思った素材は多読用で内容だけは引出しにいれていきます。







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