前回保留にした新年の抱負を考えてみました。
1.逐次を安定してできるようになる。
2.同通訓練を見据えて今できるトレーニングをする
3.英語の語感をみがく
目標達成のために、実際おこなうこととしては
1.については、、、、
【英日】
理解力、正確なリスニング
集中して通訳用に聴く。
NPR,PBS、TEDなどを聴き、サマリーをし、スクリプトで確認。
即応力
訳出に時間がかかる。
→労力を使うべきでない単語を訳出するのに時間がかかっている
=QRして反応をはやくする
素早い処理力
サイトラをして情報処理するプロセスを強化する。
時間をきにしながらサイトラする
日本語力
コロケーションを意識して新聞を音読。
口からなめらかにでるように。
【日英】
表現の幅を広げる。
エコノミカルな訳出を心がける。
→まだまだ引出しが少ないので、反訳、社説英訳で引出しを満たしていく。
2、については、、、
最終的には同時通訳までできるようになりたいので、それを念頭においた訓練を少しずつ始めたいと思います。
というのも、現在のスクール講師に「みなさん今は逐次レベルなので、こういうふうな処理をしますが、同時にうつっていくことを念頭にいれてこういうふうなアプローチもしてみましょう」といわれるので、意識してきつつあることと、実際の現場では結局ウィスパリングができないと対応できないと実感したので。
昨年経験した現場では「逐次通訳者」として従事していても、現場にいくとずっとではないにしろ、きれいに英→逐次通訳→日→逐次通訳→英というやりとりではない場面が多々ありました。
例えば2人の英語話者と10人位の日本語話者で次回会議について開催日や場所などどうしようかというやりとりがあったのですが、本部(英語話者)の都合をきくときは逐次をいれる時間をとってくれるのですが、それをうけて日本人同士が、「でも6月上旬は××があるよな~」「けど部長そのあたり中国いくっていってましたよ」「そうですね~。でも本部の方の方が忙しいからそちらのスケジュールを優先させた方がいいんじゃないですか」っていうやりとりが続きました。
情報としては最終的な「その時期部長が中国に行くかもしれませんので最終決定はここではできませんが、できるだけ本部提案のあった6月上旬で設定できるようオフィスにもちかえり、確認次第メールで連絡します」を訳出すればいいのかもしれませんが、日本人達が日本語で話している間英語話者はぽつ~んと一人とりのこされ、なんとなく蚊帳の外になってしまっているのが、その場の空気としてはよくないように感じたので、日本人のやりとりをウィスパリング(もどき)して、今こういうことを話し合っているのよ~と伝えました。
その結果、「6月上旬がいいと言ったのは、実は韓国で5月下旬にセミナーがあるので、その足できたいと思ったんだ。そのセミナー前の5月下旬も大丈夫だよ」と第二案もでてきました。
日本人の内輪の相談を英語話者に伝えたおかげで、より密なコミュニケーションがとれたと思いました。
これまではたまたま難しくないやりとりだったり、現物をみながら(pptのデータとか、パフォーマンスとか)のウィスパリングだったのでなんとか対応できましたが・・・。
逐次の完成度をあげることももちろん必要ですが、あくまでも最終目標は逐次も同時も両方なので。
3.については、日本語訳が同じ英単語間の微妙なニュアンスの違いをしっかりモノにしたいと思い、英英辞書をつかい、語義をとらえ、そこから訳出を考える練習をしています。
対訳がぱっと出た方がいい単語もありますが、日本語で訳出する時は文脈によって異なる単語も多々あるので、英語⇔和訳を単純に暗記するのではなく、日本語らしい日本語をつかえるように、常に頭をつう回路をつくります。
どれも昨年やってきた訓練の引き続きなのですが、今回自分がどうなりたいのかという目標を掲げ、そこからどういう訓練が必要かを逆引きできたので、より到達点を意識した訓練ができそうです。
はて、今年はどうしたもんか・・・と、このブログポストを含めて約2時間をついやしてしまいました。
その時間で訓練できるのに~と思いますが、これは必要な時間。
到達点を見極めず、ただそこに訓練があるから・・・とダラダラやっていたのではダメですね。
質にこだわった訓練をしていきたいと思います。
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